国立歴史民俗博物館2013年06月15日 23:15

国立歴史民俗博物館
大阪万博公園の国立民族学博物館はずいぶん前に訪れたことがある。国立歴史民俗博物館は、近場にありながら、ずいぶん遅くなってしまった。

このところ、江戸東京博物館などを訪れ、1~2時間もあれば、一通り見て回れるだろうと踏んでいたが、そうはいかなかった。大きく分けて6つの展示スペースがあるのだが、ざっと見て回るだけで4時間近くかかってしまった。事物だけでなく、書物を多く展示しているのが、その理由か。道長の自筆の文書、道長と行成の一ヶ月の勤務表、等々、平安から近代までのいろいろな文書についつい目を通すうちに時間を要してしまった。

事物によっては、近世や近代であれば江戸東京博物館、近代の製鉄業の興りについては君津を擁する千葉県立現代産業科学館、など、得意分野を持つ博物館はいろいろあるが、規模とまとまりではこちらの充実ぶりは、さすが。それだけ気持ちが入っている。

印旛沼2013年06月15日 23:30

印旛沼
国立歴史民俗博物館をあとにし、印旛沼に向かう。このところ、天気予報は雨ばかり。晴れて30度を越すようでは、散策もままならない。降雨確率は50%前後だが、上空に雨雲はないようだし、気温は25度くらいで、散策日和と踏んだ。

実際は、湿度が高く、風も凪いでいたため、気温の割には体力を消耗する道程だった。とはいえ、野鳥のさえずりと自分の足音しか聞こえない中を散策するというのは、実に気分を晴れやかにする。

博物館で思いの外時間を要したので、沼を半周する予定からは、半分程度の道程となった。地図で見て左側の沼の下辺を巡ったが、自転車道路が整備され、安全に歩くことができる。千葉県道406号との標識があり驚く。時折、自転車や犬の散歩に出会うくらいである。印旛沼公園も考えたのだが、国道64号の橋は歩道もなく、路肩も狭く、夕方で交通量の多い時間帯でもあり、断念した。あと、注意しなければならないのは、一般道との接点が限られること。途中でユーカリが丘線を目指したのだが、道探しに難儀した。