いすみ鉄道2013年07月28日 22:04

いすみ鉄道のムーミン列車
房総を巡る。今日のテーマは、久留里線、いすみ鉄道、小湊鐵道。内房外房の一週コースは、ずいぶん前に踏破済み。久留里線から先に回る予定だったが、海ほたるを早めに切り上げたので、時計回りに蘇我、上総一ノ宮、大原と進み、いすみ鉄道から先に回る。このあたり、柔軟な旅程をくめるのが18切符の良いところ。

いすみ鉄道の平日は黄色いムーミン列車。車窓は一面の水田風景。順調に出穂している様子。千葉は米どころの認識を新たにする。

終点は、上総中野。ここで小湊鐵道と接続。駅は同じ場所だが、線路はつながっていない。実は、房総横断乗車券があったのだが、気づかずに通常の乗車券を購入していた。通常の乗車券だと、いすみ鉄道が大原から上総中野間で700円、小湊鐵道が上総中野から五井間で1370円。房総横断乗車券は、1600円と470円お得だった。

七面山展望公園2013年07月28日 22:20

七面山展望公園からの眺め
上総中野駅にて、いすみ鉄道から小湊鐵道への乗り換えに1時間以上ある。駅周辺を散策して光善寺に立ち寄る。境内に七面山展望公園の案内がある。見ると、裏の山手にかなり険しい遊歩道がある。

登る。思いの他の急坂。マムシ注意の看板も気になる。10分ほどで頂上に到着。ベンチが2つあるだけの展望台。風と眺めは心地よいが、夏の盛りでは緑ばかりの景色。

小湊鐵道2013年07月28日 22:36

小雨の中近づく小湊鐵道
昼過ぎになると小雨が降り出す。上総中野の駅から望むと、雨霞の向こうから小湊鐵道の列車がゆらりとやってくる。

やってきたのは、2両編成。何か懐かしい感じのする車体の色。上総中野には券売機はないので、発車直後、車掌が検札に来たところで、乗車賃を払う。パンチで穴を空ける社内補充券の様である。

途中、里見の駅で対向列車とすれ違う。思いがけず、タブレット交換を目の当たりにする。まだ残っていたのか。久留里線で廃止と聞いていたので、もう目にすることもないかと。

久留里線2013年07月28日 23:00

久留里線上総亀山駅
旅程の最後は、久留里線。当初、終点の上総亀山駅から、安房鴨川の方に抜けることも考えたが、バスの便が少なく、素直に折り返す。

いすみ線、小湊鐵道、久留里線、どれも房総を走る30km程度の路線だが、印象はずいぶんと違う。前2線がローカル色豊かなのに対し、久留里線は、いつも乗る近郊のJRの車両と変わらない。旅行者の勝手な想いとは異なり、近隣の方には乗り心地の良いJRが一番なのかも。

終点の上総亀山駅の近くに亀山ダムがあり、亀山湖が広がる。駅から一周して戻って一時間弱の散策。蝉の声に圧倒されるのは久しぶり。

駅の少し先に車両止めがある。その先は、畑と山が広がるばかり。

月額945円のスマホ2013年07月29日 11:30

スマートフォンを導入して、8月で2年になる。2年間のキャンペーン期間も終了し、月額1500円ほど負担増になる。内訳では、インターネットアクセスの定額料が5200円と大きい。ヘビーユーザでもないので、これを機に、各社がサービスを競うMVNO通信サービスの導入を考える。契約期間の縛りはないので、初期費用の3150円に目をつぶれば、切替も容易だ。今回は、IIJのmio高速モバイル/Dにしてみた。近所のイオンですぐに入手できるのが便利。(https://www.iijmio.jp/guide/outline/hdd/)
IIJmioのSIMカードのパッケージ

その前に、契約している携帯会社のサイトで料金明細を確認する。auの場合、パケット数の情報も確認できる。7月25日、一日中、18切符で乗り鉄をしていたが、結構な頻度でGoogle Mapで道を確認し、WebサイトでNewsや天気、駅周辺の情報を検索していた。それで、約12万パケット。換算すると約15MBくらい(128バイト/パケット)。これを毎日繰り返しても、月で500MB程度。過去3ヶ月の実績を見ると、多くても100MB程度。これならば、IIJの一番安価な契約で足る。この契約は、最近毎月500MBのクーポンが付与された。スマートフォンは家では無線接続、動画視聴などは有線のPCが主体の生活ではこのようなものだろう。この程度済まないヘビーユーザは、携帯会社の契約の方が有利の場合もあるので注意。
スマートフォン通信パケット利用量詳細照会

使用中のスマホは、通信会社のロックがかかっているので、SIMフリーの端末を別途調達する。ヨドバシの店頭やAmazonなどでも入手できる。探すと、いろいろな端末を調達できるサイトがあるものだ。SIMカードの形状を誤らないために、MVNOの契約の前に購入して、仕様を確認するのが確実。

実際の使用感だが、当然、電話は使えないが、そのほかは、快適。新調したスマートフォンは2万円以下のローエンドだが、それでも2年前の機種に比べるとずっと軽快に動く。電波回りは、auとdocomoの違いもあるのだろう。場所によるつながりやすさの感覚がちょっと違う。千葉の山間の駅では、電波が入らない場所があったくらい。

2年も経つと、スマートフォンのバッテリも急速に劣化し、交換が必要になる。長年愛用してきたものは惜しいが、そういう製品の造りだ。新調を余儀なくされるのであれば、毎月の請求書を見返して、通話専用の通常携帯(フィーチャフォン)と、通話以外を便利に使う安価なMVNOによるスマートフォンの組み合わせにするのも十分実用的だ。携帯は通話専用にすれば月額2000円を切る。これに、MVNOの月額1000円を加えて、約3000円で済む。