重陽の節句、湯沢高原に登る2013年09月10日 20:41

今夏の最後の18切符は、越後湯沢。前の週は雨天がちであったので、使用期限間近になった。
9月9日、重陽の節句というわけではないが、湯沢高原を散策する。
http://www.yuzawakogen.com/green/announcement.html

越後湯沢駅
越後湯沢駅の手前の清水トンネルでは、久方ぶりに検札に会う。自動改札が普及してから、首都圏では見かけることが少なくなった。ここは、長いトンネル区間、逃げ場がないためか。何とはなしに見ると、まわりの半数以上は、18切符。使用期限間近のためか、多い。平日なのに。

湯沢高原ロープウェイステーション
駅から、15分ほど道なりに歩くと、湯沢高原ロープウェイステーション。

ロープウェイ山頂
ずいぶんと大きなロープウェイで山頂駅を目指す。100人以上収容とのこと。高さにして500m強を7分で登る。駅からは、7kmほどのトレッキングコースがある。

魚沼方面
登り始めるとすぐに、魚沼方面への眺望が開ける。スキー場だから当然なのだが、いきなりの急坂で息が切れる。平地で鍛錬していても、山道は違う。

魚沼方面2
一本目のリフトを越え、さらに登る。魚沼方面の眺望がさらに開ける。

群馬方面
トンネルを抜けてきた群馬方面の眺望も開けてくる。谷川岳とかも見えているはずだが、不勉強でどのあたりかわからない。

林道分岐点
さらに登ると、林道が途切れ、一般道に合流する。右手、大峰山山頂まで0.8km。ここまで来ると、もうそれほど登りはきつくない。

大峯山山頂付近
しばらく、車道を進み、山頂付近に到達。数台の車を停められるスペース。

林道
この先は、再び林道で下り。それにしても、ずいぶんと涼しくなった。風が気持ちよい。数組の登山者とすれ違う。山道での挨拶も気持ちよい。

一楠場ルート入り口
2kmほど散策すると、下りの入り口が現れる。もう少し先に進む。

栄太郎峠入り口
次の峠への入り口が現れる。この先は、完全な山道。前日までの雨で、道が悪い。今日の装備では心許ない。戻る。

ロープウェイ山頂駅を望む
このあたりからロープウェイ山頂駅を望む。

ガーラ湯沢方面
反対側はガーラ湯沢方面。

おにやんま
碓氷峠に続き、ここでもオニヤンマに遭遇。目の前に止まってくれた。

一楠場ルート
下りは、山道。木材で補強はしてあるものの、柔らかい落ち葉を踏みしめながらの下り道。

けもの道
ところどころは、ほとんどけもの道。気をつけないと道を見失う。ロープが渡されているところも何カ所か。

清水
何度か、せせらぎを渡る。前日までの雨のせいもあるが、滑りやすい場所が多く、トレッキング用の靴でないと危ない。一度滑った。軍手も用意すべきだった。

ゴール手前
ようやく開けたところに出る。この川を越えるとゴール。高山植物園のそばに出る。約2時間。説明書には2時間半のコースとある。

あやめヶ池
高山植物園は、季節が悪いせいか、あまり花はない。少し下ると、池に出る。春はあやめが咲くそうだが、夏の終わりに花はない。

赤とんぼ
代わりにトンボが見頃。ここの赤とんぼはすっかり赤くなっている。

糸トンボ
大型のトンボから、小型のトンボまで、まるでトンボ園の様。

一息ついて、下山。ふもとのロープウェイ駅の温泉に入る。ロープウェイには結構な人数がいたが、温泉は貸し切り状態。おかげでのんびりと山歩きの疲れを癒やす。前回来たのは冬。新潟に出張の帰りだったか。

爆弾おにぎり
帰りの列車まで一時間弱。かるく食事を、と駅を散策。越後湯沢の駅は、まるでデパ地下。奥の方で、おにぎり屋さんを見つける。きゃらぶきのおにぎりを頼む。さすがに大きい。「高杉さん家のおべんとう」で主人公の友人のソノカが持ってくるおにぎりのイメージ。
http://www.comic-flapper.com/takasugi/
サービスのお味噌汁と漬け物が有難い。魚沼のコシヒカリを普段使いには出来ないが、こんな風にいただくのはいい。

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