霞ヶ浦 ― 2014年06月11日 17:16
湖沼めぐり。満を持して、霞ヶ浦。諏訪湖以来。潮来から、土浦を目指す。
電車で2時間ほどで潮来に到着。意外なことにsuica未対応駅で、精算に手間取る。あやめ祭でずいぶんとお客さんも多い。
前川を渡る橋から、あやめ祭の会場を見渡す。色とりどり。来場者も多く、盛況の様子。
潮来から霞ヶ浦には北利根川沿いに進む。しばらくいくと「右岸5km」の表示。この先、5kmごとに位置を示す標識が設けられている。
北利根川沿いは、野鳥が多く見られる。優雅なアオサギ。20mくらいによるとふわりと飛び立ってしまう。白いサギ類はあまり見られず、アオサギが目立つ。
ここにもカワウ。江戸川ほどには目に付かない。
なぜか、ハクチョウの姿も。ほか、ヨシの茂るところでは、ヨシキリの声が喧しい。姿は、ヨシ原の奥でなかなか見つからない。上空には、ヒバリのさえずり。いつもの、カラスとスズメ。江戸川沿いには数多いムクドリは見かけない。
川沿いの牧場には牛。
北利根川を抜け、霞ヶ浦に出る。しばらく進むと、稲敷大橋。橋の上からは、野鳥を観察する小屋。
その先には浮島公園。
右岸14km地点。霞ヶ浦では、このあたりが一番開けている。広い水面のが見渡せる。潮の香りはしないのに、波の音がするのは、不思議。
右岸20km地点。この先、湾のようになっている。
一番、奥まったところ。小野川河口付近。橋を渡ったところにセブンイレブン。潮来の前川を渡ったところに一軒あったので、2軒目。補給を行う。
右岸25km地点。上の方に赤い字で何か書いてあるのに気づく。
寄ってみると、終点が48.4km地点とある。思っていたのより、10kmほど長い。体が持つかな。
湾を抜けるあたりに、研究所があり、水辺を進めない。迂回しつつ進むと、元鹿島海運航空隊の跡の石碑。沖縄戦などずいぶんと戦死者が出たとある。そういえば、このあたり、上空を多数の飛行機が飛び交う。成田に行き来する旅客機に混じり、三角翼の戦闘機が大きな音で飛びゆく。百里基地か。
30kmを少し過ぎたあたりで久しぶりの休憩所。隣の案内板には、陸平貝塚とある。この道は、関東ふれあいの道、と名付けられているが、途中に足を休める場所が少ないのが難点。
少し、日が傾いてきた。上空をカラスが旋空する。巣に帰る時間が近い。
ここまで来ると、霞ヶ浦奥の土浦の街並みが見えてくる。
右岸40km地点。残り、10kmほど。日暮れが近い。羽虫が集まり始め、少しうるさい。もう、1時間早く出るべきだった。
この先、防衛省の施設のあたりで、日没。施設を迂回したところで、右岸を進むのをあきらめ、国道125号沿いに土浦を目指す。霞ヶ浦総合公園をゴールに考えていたが、断念。
ようやく土浦駅に到着。50kmは越えていたか。水分など補給十分だったが、足腰は限界。帰って万歩計を確認すると65000歩を越えたところ。もう少し正確に距離を確認しておくべきだったと反省。
最近のコメント