労働法なう。 - ジュリスト連載2014年07月11日 17:52

ジュリストで少し前から始まった連載「労働法なう。」がおもしろい。ドラマ仕立てで状況が述べられ、法的な課題や事例を説明する。

労働法なう。

6月号は、名ばかりの管理職の話。経営側の人間といわれながら、仕事は自由になるわけでもなく、残業代がなくなって手取りが減る、よくある話を取り上げる。中間管理職を経験した人には覚えがあるはず。そのときの疑問が少し解消できる。話題の「労働時間規制の見直し」の議論への理解も深まる。両刃の剣。よくない使い方をすると社会や市場から退場を迫られる、という環境が整わないと。

一つ前の号は、「弁護士は労働者か?」という話。雑誌の性質上、弁護士を取り上げているが、個人事業主にも当てはまることが多いように思う。一城の主、というプライドを逆用されて、追い込まれすぎない、身を守る術も身につける、ように。

7月号は、メンタルヘルス休業をめぐる話。悪いことは重なるもので、仕事の悩みと私事の悩みは重なりがち。本人もうまく説明できなかったりと、手探りで苦労した覚えがある。

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