館山、府中の宝珠院 ― 2015年01月07日 19:42
18切符の4回目は館山から。
放送大学の日本近世史に登場した、江戸時代に安房国の寺院を統括する地位にあり、学問の中心でもあった宝珠院を訪れる。その後、少し早い気もするが水仙ロードをめざす。
館山駅。宝珠院のある府中は、駅から北東方向。
まず、鶴谷八幡宮をめざす。参拝。
道すがら、咲き誇る菜の花。まだ、一月なのに。
府中の集落をめざすと道路に宝珠院の案内板。南房総市は、文化財の案内が充実している。
案内板の先に参道の入口。
参道を進むと本堂。お正月の装い。参拝。
となりに、市の文化財に指定されている十一面観世音菩薩を納めるお堂。
境内に備えられた説明板。江戸幕府の寺社政策上の要に位置し、学問の中心でもあったと、放送大学のテキストにあるが、今は静かなもの。寺宝の類いも市の文化財止まり。
あとで調べると、関東大震災で大きな被害があったという。それも、一因か。場所は田園地帯の中央で、実によいところ。農業が経済の中心だった時代には、よい立地だったと思わせる。お寺の来歴などの資料の頒布でもあればよかったのだが、残念。
県道88号に出て、北の方に足をのばすと、道の駅「三芳村」。
食事には早い時間だったが、農産物直売所はなかなかの充実。早い時間なのに来客も多い。写真は葉物中心。奥はお米類。先は長いので、かさばらないものを何点か購入。
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