openSUSEのUpgrade2015年01月29日 15:46

ESXiで運用中のopenSUSEのUpgradeを試してみる。機能に不満はないが、ちょっと古くなって、セキュリティ面の懸念もあるので、予行演習。12.1から13.2をめざす。

以前に、zypperでのUpgradeを試したが、途中で止まったりとうまくいっていない。オンラインのリポジトリへのアクセスで止まりやすい。マイナーバージョンも含め、一歩一歩進めるのも大変。今回は、インストールメディアからのUpgradeを試す。一気に最新版に上げられるはず。

※Reference Guide

1)ESXi上のゲストOSをシャットダウン
2)vSphere Clientのデータストアブラウザで、別のdatastoreにまるごとバックアップ
3)ゲストOSはここで起動OK
4)バックアップをローカルにダウンロード。データストアブラウザが使える。
5)ローカルのVMware Workstationで設定を開き、編集(ネットワークまわりなど)
6)openSUSEの最新のインストールメディアをCD/DVDに設定
7)WorkstationでゲストOSを起動
8)インストーラがDVDイメージから起動するので、Upgradeを選択

openSUSE Upgrade

Upgradeを選択したところ。
※Boot Optionsにはうっかり文字が入っただけ

Upgrade元

インストール済みのパーティション情報。12.1と認識。いろいろと警告は出るが、先に進める。reiserfsなのはちょっと気になるけど。

Upgrade Configuration

ひととおり設定を終了。Upgradeの構成が表示される。

Upgrade進行中

先に進めると、インストールが開始。あっけないほど、無事完了。

1)IPv6などいろいろ設定したnamedも無事起動
2)apache2も問題なし。連携するアプリもそのまま動作
3)innは標準構成から外れたので、手動設定が必要
4)/etc/init.d はいろいろすっきり

以上、予行演習終わり。本番では、多量にあるパッチの適用などひととおりWorkstation上で終わらせてから、ESXiに戻した方がよさそう。