旭硝子2015年03月27日 16:25


旭硝子株主総会

旭硝子の株主総会。左はおみやげの耐熱容器セット。昨年はホットドレッシング容器だったが、結局、熱燗容器になってしまった。

さて、総会は株価が堅調なこともあっておおむね平穏。それでもバブル最高値には及ばない。以下、質疑など。

・液晶用のガラスの需給
 改善しつつある。薄型化で供給量は増えたが、これもそろそろ限界。
・建築用ガラスの将来性
 省エネ窓(多重ガラス)が有望。東南アジアなどの熱帯向けも有望。
・水素社会に向けた取り組み
 燃料電池が必要とするイオン交換樹脂膜、電極で貢献できる。白金の使用量低減による低コスト化が課題。
・近い将来の業績上振れの余地
 新興国の自動車需要の伸び。電子部品向けに開発した特殊ガラスの他用途への展開。化学品の東南アジアにおける需要の伸長。
・ガラス製造で使用する苛性ソーダ製造の副生物としての水素の活用
 電気分解で製造するため純度が高く、より付加価値の高い分野への関心は高い。ただし、現在でも燃料等として100%活用している。
・コスト増加要因
 原油と電気代が大きい。近時の原油価格低下の影響は大きい。これから効いてくる。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://c5d5e5.asablo.jp/blog/2015/03/27/7598573/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。