四則演算パズル - アプリリリース2015年08月07日 13:45


四則演算パズル

「四則演算パズル」の名称で、Windowsアプリをリリース。Windows10対応で忙しいのか、ここのところ審査時間は長め。Windows8.1対応はここまで。次回からは、Windows10対応(UWP)に移る。

昔、電車やバスを待っている間、切符の下部に刻印された4桁の数字を眺めて、四則演算だけで0~9の数字を求めるのを暇つぶしにしていたが、それをアプリのかたちにしたもの。

切符下部の4桁の数字

上の写真では、下の「5728」という数字がそれ(古そうなのを探してみた)。学生の頃など、スマホどころか携帯もなかったし、本でも持ってきていなければ、手元にあるのは切符くらい。そこでじっと眺めて思いついた次第。今となっては、IC乗車券が普及して、切符すら手元になくなってしまったが。久しぶりなので、果たしてゲーム性があるのか心配したが、掛け算や割り算が絡むと意外な答えがあったりして、意外と楽しい。

開発時間は、前回から少し間を空けたこともあって85時間と多め。アルゴリズムを凝ろうとしたのもいけないが、以下に苦戦した技術要素など。

1)HubのHubSectionのDataTemplate内の要素へのアクセス方法
MSのデザインガイドでは、Hubの活用をうたっているが、なかなか使いどころが難しい。

2)ScrollToSectionが思い通りに動かない。
結局、違う方法を採用。

3)効果音がうまく鳴らない。
UIのXAMLの初期化が非同期で行われることで、アプリ起動がスムーズになる、というストアアプリの作りはわかるが、なかなか制御が難しい。DirectXやUnityを使えということか。

4)バックグラウンドタスクは、意外とすんなり。

5)ライブタイルも、意外と難しくない。
とはいえ、インターネットの外のサービスと連携させるなどしないと、おもしろみが出ない。

P.S. (8/8)
四則演算パズル Windows10ストア

Windows10のストアにも掲載されました。8.1用に開発したアプリであっても、互換性があると判断された場合は、10の方にも掲載される様子。必ず移植が必要というわけではなさそう。このあたりの取り扱いのアナウンスは、MSからはないのだけれど。

地球の変動はどこまで宇宙で解明できるか2015年08月07日 17:38


地球の変動はどこまで宇宙で解明できるか

温室効果ガスによる気候の温暖化の議論が喧しい中、地球の気候は、実に多くの多様な要因が相互に影響しながら決まっていくことを教えてくれる。それをさらに複雑に、予測不可能にしていいのか、という観点で錯綜した議論を見返す視点をくれる。

取り上げるテーマは、数日単位の太陽活動の周期の影響から、数億年単位の太陽系の銀河系内の移動の影響についてまで、幅広く触れていて、全体感をつかむのに格好。

それにしても、森の木々が長い寿命を持つこと、南極に厚い氷の層があることなど、偶然なのか、これまで思いもよらなかったものが、貴重なヒントを教えてくれる不思議。