四則演算パズルU - アプリリリース ― 2016年01月02日 18:13
「四則演算パズルU」の名称で、ユニバーサルWindowsアプリをリリース。Windows8.1用のストアアプリ「四則演算パズル」のUWPへの移植版。
※ストアのページ
開発時間は、20時間ほど。移植作業もだいぶこなれてきた。デスクトップ版に加え、モバイル、タブレットと検証対象が増えたのが大変といえば大変。
小さい画面を標準とすると、デスクトップとモバイルのUIはほぼ同じ。むしろ、大きな画面サイズが標準となるタブレットに手当が必要。VisualStateを大小2つ設けて、画面の横幅で切り替えるようにしている。おかげで、ThemeやStyleといったリソースの使い方が身につく。
ただし、HubはDataTemplateでコンテンツを定義するので、ThemeやStyleを動的に切り替えてもUIに反映しない。代わりに、DataTemplateを大小2つ用意してVisualStateManagerで切り替える。おかげでResource定義部が大きくなる一方。
養老渓谷、粟又の滝、西畑 ― 2016年01月04日 20:04
かねてから懸案の養老渓谷に出掛ける。何と言っても、山と渓谷社「11.千葉県の山」の一番目で、コースも初級。抑えておかなくては。
内房線で五井駅へ。初詣列車のマークを付けた列車が出迎え。
乗車券は、JRとの連絡通路の券売機を使うのが正解。一度改札を出て券売機を探したが、通常の切符のみの扱い。こちらの券売機は、1日フリー切符ほか、いすみ鉄道との通し切符も揃っている。今回は、予定は未定なので、普通に養老渓谷駅までを購入。
発車はまだ夜明けすぐ。一面のもやがかかる中、見事な朝日。
養老渓谷駅に到着。乗車した列車の終着。切符は車内で回収。
改札を出て駅舎。
すぐ脇に案内板。今回は、「渓谷と滝のみち」を進む。
さすがに高所の明け方は寒い。先週の館山とは違う。引き締まる思い。
最初の分岐。左の登りを進む。右奥の案内板が矛盾した表記なので注意。
道なりに進むと観音橋。
観音橋を過ぎてしばらくで中瀬遊歩道への分岐。右奥に分け入る。このルートは、一般道沿いが多いので、川沿いのコースがメイン。
川縁の遊歩道。石の渡しで何度も横切る。
水が澄んでいるので、川底の模様が楽しい。周囲を取り囲む地層と合わせて楽しみ歩む。
中瀬遊歩道の終点。
少し登って、共栄トンネルをくぐる。
抜けるとT字路。右が粟又の滝。
大きな標識と観光案内所。まだ閉まっている。この先の分岐では、旧道を進む。
国道465と交差。渡って、登りを行く。ここからは県道178。
途中に面白い地名の標識。読みは、「おもじろ」。
朝は、あんなに靄がかかっていたが、ここまで来ると快晴。
粟又の滝遊歩道への分岐。右奥に進む。
川縁への長い階段。
案内板。セキレイなどが見られるそう。
見事な地層。
木陰から差し込む光のシャワー。朝方は、靄がかった中、光の模様が楽しい。
逆光だが、カワセミか。このあと、飛び立った姿はそのようだった。ほか、ハクセキレイか、セグロセキレイが数羽群れだって遊ぶ。
途中に、やや小ぶりの滝。
粟又の滝。時期的なものか水量が少なく、そんなものか、というところ。
少し高いところから。水量があれば壮観そう。
遊歩道の終点を登るとバス停。その先で、県道178は川を渡るが、その手前に川沿いに進む細い道。二万五千分の一の地図で見ると、宇野辺神社の方に抜ける道がありそう。
振り返ると、上総中野から粟又の滝に向かう小湊バス。そこそこ本数はある。
細い道は、やがて車が通れない幅員になり、さらに進むと登り道。階段の手前には、金神の滝への案内板と、もみじ遊歩道の標識。
登り詰めるとお社。下り道に折れる前、地図によると先に進む道がありそうだが、途絶。崖沿いで危ない。
下ると、金神の滝。この先、川沿いにも道はない。残念だが戻る。地図にはそんなこともある。使われなくなった道は消える。
気を取り直して、来た道を戻り、県道178を進む。飛び出し注意。いろいろ見たが、ここでは、鹿。
しばらく行くと、宇野辺神社方面への分岐。そちらに進む。
宇野辺神社。地図によると、先ほどありそうだった道は、この手前に出ているはず。見渡すが、やはりない。あったとしても私有地で柵が巡らされている。
この道は、ほどよい起伏と木々に囲まれ、ハイキング向き。
ぱらぱらと民家が見えてきたところで、目の前にアオサギがばさばさと現れ、飛び去る。
県道177に突き当たる。左折して、上総中野方面へ。まわりがひらけて明るく、先ほどとは好対照。
いすみ鉄道の踏切。上総中野は以前に探訪したので、右折して西畑へ。
いすみ鉄道の線路を堪能するうちに西畑駅。
ホームの掲示板。時刻表を見ると、およそ1時間あたり2本。でも14時台は0本だったり、要注意。まだ、13時台の最後の便に間に合う。
少しして黄色の列車が入線。車内は、観光客でそれなりの賑わい。
終点、大原駅。
黄色い列車は、ムーミン列車。
JRとの接続には時間があるので、駅周辺を散策。国道沿いにミニストップ。軽食で休憩。近くにファミリーマートも。
帰りは、外房線で。
軍荼利山、九十九里浜、太東崎 ― 2016年01月06日 17:16
遅れて利用開始の18切符。今回も起伏の少ないところから、山と渓谷社「11.千葉県の山」から、44.軍荼利山と、43.太東崎。
外房線で上総一ノ宮。
歩いて程なく、玉前神社(たまさき)。参拝。朝早くから、社務所は参詣者への準備で大忙し。
山裾の道を下り、一宮町いこいの森。この時期は寂しい。
少し戻って、洞庭湖。漢詩好きにはなんとも大仰な名前だが、かつての加納藩主が作庭にあたり、中国の名勝にあやかって付けたとのこと。
関東ふれあいの森の案内にしたがって、山道を進む。ハイキングにほどよい山道。途中から目に入るゴルフ場が興を削ぐけど。
山を下ると、軍荼利山(ぐんだりやま)東浪見寺の入口。ここから長い階段で本堂に向かう。
登り詰めると本堂。
狛犬の表情がいい。桜もほころび始める。
下って、しばらくで東浪見駅。小休憩の後、海に向かう。
途中は、冬の田の風景が広がる。
東浪見海岸。九十九里の南端。浜沿いに太東漁港方面に。曇りがちで波も荒めだが、冬の景色らしくていい。荒い波音の中、砂地を歩く。
波打ち際に小さな動きを見つける。チドリかシギの類か。
と、その先にも大勢。波の打ち引きに合わせて駆ける姿が楽しい。
少し進むと、防波堤の先に黒い鳥が舞う。クロガモか。
長い海岸を抜け、太東漁港の崎、ガイドにハイライトとある岬ハイキング道に向かう。ところが、通行止め。養老渓谷につづき二度目。仕方ない、迂回する。
太東崎灯台を目指す。登り口の手前に用水池。大勢の鴨とは距離を置いて、鵜がたたずむ。
登り詰めると太東崎灯台。
少し先の展望台から、夷隅川の河口方面を望む。茶と緑の対比。
太平洋方面は遮るものなし。
展望台から灯台を振り返る。
降りようとして、第二次大戦の遺構に出会う。
降りてしばらくで太東海浜植物群落への分岐。
突き当たりは海。左手は太東崎。
右手は、太東海浜植物群落の碑。
群落地は、枯れ草ばかり。
近くの看板の花ごよみ。さすがにこの時期は何もない。
河口に沿って駅に向かう。田には、黒い背に、翼の裏が白いやや大型の鳥の群れ。雁の類か。
川面には鴨の群れ。
江東橋を渡って、街中を目指すと長者町駅。
東田子の浦、吉原、岳南電車 ― 2016年01月08日 21:12
東海道を乗る度に車窓にちらと見える富士山が気になっていた。しっかり堪能しようと、田子の浦に出掛ける。
東田子の浦で下車。ここから、田子の浦を吉原まで散策。
東田子の浦駅ホームからの富士山。今日は快晴。
駅から程なくして、東田子の浦の浜。先の太東崎とはうって変わって静かな海。
振り返ると松林の向こうに富士山。関東から見るのとは違い、思いのほか雪が少ない。
海岸沿いには、松林と堤防。堤防の上は散策路。標識を見ると沼津から17km余とあるので、その気になれば沼津から歩いてこれるのかも。静かな太平洋と富士山を眺めつつ歩を進める。
そろそろ、田子の浦港。富士山の頂上に雲がかかりだした。
吉原からは岳南電車。緑の2両編成。
※岳南電車
全線1日フリー乗車券を購入。終着までの片道360円なので、往復の運賃相当。干支の柄と2種類あったが、富士山を選択。
終着の岳南江尾には1両の橙の車両が止まる。何度か乗ったが、本日の運行はこの2つの編成の様子。
車内には、京王を走っていたころの名残。
岳南江尾から折り返し、岳南富士岡駅へ。貨物営業があったころ活躍した機関車が展示されている。ED403。大昭和製紙の表記からすると、紙に関する貨物だったのか。
ワムを挟んでED501。
ついで、ED291。
車庫には、ED402。いずれも、よい状態。
ワムの上には、富士山。雲の形が笠になってきた。
駅を離れて散策。北に向かう道すがら、水路が張り巡らされた街中を進む。三島を思い出す。
湧水公園を過ぎると医王寺。中には入れない。近くの薬師如来座像を収めるお堂を巡る。
街中を西に進み、竹採公園。この地に伝わる竹取物語にちなんだもの。少し休憩。
岳南原田駅のあたりに来ると、富士山の笠が一回り大きく。1日のうちにみるみる姿を変える雲の姿は見ているだけで飽きない。
吉原本町の商店街を一回りして、吉原駅に戻る。
まだ日が早いので、帰りは御殿場線経由。御殿場駅の前には、D52がぴかぴかの姿で鎮座。
御殿場駅の近くには、富士山がよく見える場所はないが、ビルの合間から。まさに、笠が飛び立とうとしているよう。
ひたち海浜公園、大洗 ― 2016年01月10日 20:09
冬の18切符の使用期限当日の1月10日。ひたちなか海浜鉄道乗りつぶしの折に気になっていたひたち海浜公園へ。
勝田で下車。駅前の大通りを海に向かう。店舗の密度は高くないが、シャッターの降りた店舗はなく、元気のある街。
突き当たりが、ひたち海浜公園の西口。馴染みの葛西臨海公園に対してどうか。
正面に池。左側にカフェとサイクルセンター。正面は、シーサイドトレイン。連結バス。
今日は、自転車を借りる。専用道になっている。乗るのは久しぶり。しっかりと整備された車体の反応が心地よい。
時計回りのルートで林を抜けると、みはらしの丘。冬なので、花畑は養生の下。
登ると太平洋を見渡せる。
目を北に転じると、工場群。この先は日立へと伸びる工場地帯であるとの認識を新たに。
次は、砂丘エリア。九十九里で歩き詰めたのでほどほどに。この季節、ここも花はない。
ぐるっと回ってバーベキュー広場を抜けると草原エリア。
観覧車の裏手に出る。ガルパン劇場版を観たあとなので、どうしてもこの構図に。このあと、園内を2周ほどして、自転車を返却。園内にサイクルセンターは3箇所あるが、借りた場所で返却。
しかたがないので、西口から徒歩で南口に向かう。途中、プレジャーランドを抜ける。このエリアは遊園地。遊具が充実。
南口を外から。一番空いている。昼前、レンタサイクルは西口も中央口も大混雑だったが、ここは閑散。穴場ではある。
南口からは、少しわかりにくい道を歩いて阿字ヶ浦の駅。
折り返しで到着の車両。前回は夕暮れ時だったので、明るい駅を堪能。
那珂湊で下車。構内の車両群は健在。
湊公園に立ち寄る。天然記念物の湊御殿の松。
那珂川を渡る。橋の上から太平洋。
渡りきると、さっそく、ガルパンのキャラ看板のお出迎え。この先、海岸沿いを大洗公園から、アウトレットに抜け、大洗駅につく間、15ほど見つけたので散策のよい目標になる。
大洗公園から太平洋。日曜日ということもあってか、沿線は134号かと思う車の列と人出。アクアワールド周辺の駐車場は満車。
目をこらすとさんふらわあ号が港に向かっている。
公園を抜けると、大洗磯崎神社。
港の倉庫群を抜けると、大洗マリンタワー。
お隣は、もう、大洗リゾートアウトレット。ばかでかいイオンモールに慣れていると、少々小ぶりな感じ。遅い昼時だったが、食事どころはどこもいっぱい。地元の物産系は弱め。
2階の一角にガルパンギャラリー。展示はなかなか充実。まあ、この先の展開が問題。劇場版があのような展開だったので、同じ舞台で続けるのは難しそう。春日部のように静かに収まっていくのか、驚きの展開を見せるのか。
アウトレットの裏手を抜けると、さんふらわあ号がすでに着岸していた。
太い道から逸れ、街中を抜けて、大洗駅。構内の観光案内所は大盛況。
これは、あらいっぺ。
帰りの車両は、ガルパン列車。前回は、めんたいパーク車両。
水戸に到着。
ホームには、特急ひたちをかたどった売店。藤沢駅の湘南電車だけではなかった。さすが、常磐線は、特急が主役の路線。
MAT4.0beta導入後エラーになる3.xプロジェクトの読み込み ― 2016年01月11日 20:58
MAT3.xで多言語対応したプロジェクトを、MAT4.0betaにアップグレード後、読み込もうとするとエラーになる。Windows8.1ストアアプリのUWPアプリへの移植時の支障の一つ。
対処策は、MAT開発チームのKBにあるのだが、サボって解読しないでいた。今回、作業を行ったので以下に概略を示す。
※MAT開発チームのページ
プロジェクトの読み込みを中断したソリューションエクスプローラーで、プロジェクトを選択後、右クリックで編集を選ぶ。
XMLの定義ファイルが開くので、"MultilingualAppToolKit"のラベルを持つPropertyGroupを探し、削除。ほかにも関連箇所があれば見つけて削除して、保存。
もう一度、ソリューションエクスプローラーで、プロジェクトを選択後、右クリックで、プロジェクトの再読み込み。
問題がなければ、プロジェクトが開く。移植のための参照用途だけでもずいぶん助かる。
翻訳内容を収めたXLFファイル(MAT3.xで作成したもの)は、フォルダには残っている。これは、MAT4.0betaのMultilingual Editorでも開くことができ、参照可能。
Subnet Designer U - アプリリリース ― 2016年01月12日 17:35
「Subnet Designer U」の名称で、ユニバーサルWindowsアプリをリリース。Windows8.1用のストアアプリ「Subnet Designer」のUWPへの移植版。
※アプリのページ
開発(移植)時間は、20時間ほど。UIのパーツにいろいろな状態を持たせているため、初期化や状態の保存復元の処理にデグレードが生じ、少々手間取る。Windows8.1のころは、MS提供の便利ルーチンに頼ったコードを書き、楽をしすぎていた。あとは、en-US対応のための作業。MATのバージョンが上がることによる作業が発生。
残念なのは、mobileの画面にすべてが収まりきれなかったこと。少しスクロールしての操作が必要。使っているNumeric Up/Downのパーツが大きさを自由に変えられないのが制約になった。それでも、この手のちょっとしたツールは、mobileで使えて価値が出る。
これで、Windows8.1用に作成したアプリは、すべて移植完了。
WinRT XAML ToolkitのRingSliceでanimation ― 2016年01月13日 12:29
WinRT XAML ToolkitのRingSliceで、リングが伸びるアニメーションを実施しようとしてうまくいかない。色のアニメーションは、問題なく動く。調べてみると、性能劣化を防ぐため、標準ではアニメーションを抑止する設定になっているとのこと。
※作者が答えている記事
XAMLのDoubleAnimationの定義中の、EnableDependentAnimationの項目がそれ。ColorAnimationでは、設定は不要。
なお、RingStyleの諸定義は、Styleと合わせ、PageのResource中で定義している。
動かすとこんな感じ。
リングの色を白(White)から黄色(Gold)に変えつつ、リングが伸びていく。
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