養老渓谷、粟又の滝、西畑 ― 2016年01月04日 20:04
かねてから懸案の養老渓谷に出掛ける。何と言っても、山と渓谷社「11.千葉県の山」の一番目で、コースも初級。抑えておかなくては。
内房線で五井駅へ。初詣列車のマークを付けた列車が出迎え。
乗車券は、JRとの連絡通路の券売機を使うのが正解。一度改札を出て券売機を探したが、通常の切符のみの扱い。こちらの券売機は、1日フリー切符ほか、いすみ鉄道との通し切符も揃っている。今回は、予定は未定なので、普通に養老渓谷駅までを購入。
発車はまだ夜明けすぐ。一面のもやがかかる中、見事な朝日。
養老渓谷駅に到着。乗車した列車の終着。切符は車内で回収。
改札を出て駅舎。
すぐ脇に案内板。今回は、「渓谷と滝のみち」を進む。
さすがに高所の明け方は寒い。先週の館山とは違う。引き締まる思い。
最初の分岐。左の登りを進む。右奥の案内板が矛盾した表記なので注意。
道なりに進むと観音橋。
観音橋を過ぎてしばらくで中瀬遊歩道への分岐。右奥に分け入る。このルートは、一般道沿いが多いので、川沿いのコースがメイン。
川縁の遊歩道。石の渡しで何度も横切る。
水が澄んでいるので、川底の模様が楽しい。周囲を取り囲む地層と合わせて楽しみ歩む。
中瀬遊歩道の終点。
少し登って、共栄トンネルをくぐる。
抜けるとT字路。右が粟又の滝。
大きな標識と観光案内所。まだ閉まっている。この先の分岐では、旧道を進む。
国道465と交差。渡って、登りを行く。ここからは県道178。
途中に面白い地名の標識。読みは、「おもじろ」。
朝は、あんなに靄がかかっていたが、ここまで来ると快晴。
粟又の滝遊歩道への分岐。右奥に進む。
川縁への長い階段。
案内板。セキレイなどが見られるそう。
見事な地層。
木陰から差し込む光のシャワー。朝方は、靄がかった中、光の模様が楽しい。
逆光だが、カワセミか。このあと、飛び立った姿はそのようだった。ほか、ハクセキレイか、セグロセキレイが数羽群れだって遊ぶ。
途中に、やや小ぶりの滝。
粟又の滝。時期的なものか水量が少なく、そんなものか、というところ。
少し高いところから。水量があれば壮観そう。
遊歩道の終点を登るとバス停。その先で、県道178は川を渡るが、その手前に川沿いに進む細い道。二万五千分の一の地図で見ると、宇野辺神社の方に抜ける道がありそう。
振り返ると、上総中野から粟又の滝に向かう小湊バス。そこそこ本数はある。
細い道は、やがて車が通れない幅員になり、さらに進むと登り道。階段の手前には、金神の滝への案内板と、もみじ遊歩道の標識。
登り詰めるとお社。下り道に折れる前、地図によると先に進む道がありそうだが、途絶。崖沿いで危ない。
下ると、金神の滝。この先、川沿いにも道はない。残念だが戻る。地図にはそんなこともある。使われなくなった道は消える。
気を取り直して、来た道を戻り、県道178を進む。飛び出し注意。いろいろ見たが、ここでは、鹿。
しばらく行くと、宇野辺神社方面への分岐。そちらに進む。
宇野辺神社。地図によると、先ほどありそうだった道は、この手前に出ているはず。見渡すが、やはりない。あったとしても私有地で柵が巡らされている。
この道は、ほどよい起伏と木々に囲まれ、ハイキング向き。
ぱらぱらと民家が見えてきたところで、目の前にアオサギがばさばさと現れ、飛び去る。
県道177に突き当たる。左折して、上総中野方面へ。まわりがひらけて明るく、先ほどとは好対照。
いすみ鉄道の踏切。上総中野は以前に探訪したので、右折して西畑へ。
いすみ鉄道の線路を堪能するうちに西畑駅。
ホームの掲示板。時刻表を見ると、およそ1時間あたり2本。でも14時台は0本だったり、要注意。まだ、13時台の最後の便に間に合う。
少しして黄色の列車が入線。車内は、観光客でそれなりの賑わい。
終点、大原駅。
黄色い列車は、ムーミン列車。
JRとの接続には時間があるので、駅周辺を散策。国道沿いにミニストップ。軽食で休憩。近くにファミリーマートも。
帰りは、外房線で。
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