軍荼利山、九十九里浜、太東崎 ― 2016年01月06日 17:16
遅れて利用開始の18切符。今回も起伏の少ないところから、山と渓谷社「11.千葉県の山」から、44.軍荼利山と、43.太東崎。

外房線で上総一ノ宮。

歩いて程なく、玉前神社(たまさき)。参拝。朝早くから、社務所は参詣者への準備で大忙し。

山裾の道を下り、一宮町いこいの森。この時期は寂しい。

少し戻って、洞庭湖。漢詩好きにはなんとも大仰な名前だが、かつての加納藩主が作庭にあたり、中国の名勝にあやかって付けたとのこと。

関東ふれあいの森の案内にしたがって、山道を進む。ハイキングにほどよい山道。途中から目に入るゴルフ場が興を削ぐけど。

山を下ると、軍荼利山(ぐんだりやま)東浪見寺の入口。ここから長い階段で本堂に向かう。

登り詰めると本堂。

狛犬の表情がいい。桜もほころび始める。

下って、しばらくで東浪見駅。小休憩の後、海に向かう。

途中は、冬の田の風景が広がる。

東浪見海岸。九十九里の南端。浜沿いに太東漁港方面に。曇りがちで波も荒めだが、冬の景色らしくていい。荒い波音の中、砂地を歩く。

波打ち際に小さな動きを見つける。チドリかシギの類か。

と、その先にも大勢。波の打ち引きに合わせて駆ける姿が楽しい。

少し進むと、防波堤の先に黒い鳥が舞う。クロガモか。

長い海岸を抜け、太東漁港の崎、ガイドにハイライトとある岬ハイキング道に向かう。ところが、通行止め。養老渓谷につづき二度目。仕方ない、迂回する。

太東崎灯台を目指す。登り口の手前に用水池。大勢の鴨とは距離を置いて、鵜がたたずむ。

登り詰めると太東崎灯台。

少し先の展望台から、夷隅川の河口方面を望む。茶と緑の対比。

太平洋方面は遮るものなし。

展望台から灯台を振り返る。

降りようとして、第二次大戦の遺構に出会う。

降りてしばらくで太東海浜植物群落への分岐。

突き当たりは海。左手は太東崎。

右手は、太東海浜植物群落の碑。

群落地は、枯れ草ばかり。

近くの看板の花ごよみ。さすがにこの時期は何もない。

河口に沿って駅に向かう。田には、黒い背に、翼の裏が白いやや大型の鳥の群れ。雁の類か。

川面には鴨の群れ。

江東橋を渡って、街中を目指すと長者町駅。
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