盛岡競馬場2016年07月25日 08:55


盛岡競馬場送迎バス

ゆっくり朝食をとって9時半。盛岡駅前から競馬場への無料送迎バスで出発。競馬場は山の上にあるが、バスは川沿いに106号を進み、途中、36号に折れ、ぐるっと山を回り込むように登る。

盛岡競馬場

10時過ぎ、到着。競馬場正門。第一レースは11時半。最初のバスだとずいぶんと早め。場内を見学に廻る。

盛岡競馬場芝生席からの全景

第4コーナー奥の芝生席から、第1コーナー方面。内側が芝コース、外側がダート。すっきりと見渡せる。

盛岡競馬場スタンド

スタンド席。野外席は、椅子が熱い。2階のガラスの向こうが一般席。こちらに陣取るのがふつうの様子。

盛岡競馬場パドック

スタンドの第1コーナーよりにパドック。馬の近さがうれしい。

盛岡競馬場から岩手山

スタンドの第4コーナーよりには庭園。東京競馬場を小ぶりにしたような造り。高いところから岩手山が望める。

第一レース直線追い比べ

さて、第1レース。一本かぶりの一番人気と7番が先行して、直線競り合う。ハナ差で7番が先着。単復をゲット。このあとも一番人気がかぶることがあるが、それほど信用度は高くない。気にせず、自分の馬を狙うのがよさそう。

ジャージャー麺

お昼は、場内の食堂でジャージャー麺。親切に食べ方を教えてもらう。

ジャンボやき鶏

第1レースに当たったので、ジャンボ焼き鳥とビールを追加。食事は、中央競馬よりも外さない。

盛岡競馬場のゴミ箱

場内のゴミ箱。段ボールの手作りが地方競馬らしい。

第3レースも当てて、単複だけど、3戦2勝。まずまず。中央競馬と狙い方は変わらない。ここで競馬場をあとにして、散策へ。

岩山公園から盛岡城址へ2016年07月25日 09:29

競馬場からの帰りは、岩山公園を経て市街へ。ウグイスと蝉の声の中、山道を進む。

リス横断注意

途中、動物公園の駐車場脇に「リス横断注意」の標識。

啄木の像

パークランドを過ぎて左に折れ、少し登ると岩山公園。駐車場の先に啄木の像。

岩山展望台から岩手山

その先に円形の展望台。360度、山並みがよく見渡せる。少し雲が出てきた。

岩山登山路

探鳥道も気になるが、暑い中、一度下ってもう一度登るのも。少し先を急ぐことにして、岩山登山路を下る。車道に出たら道沿いに進み、国道4号に出ると、すぐ市街。

江戸時代からの商家

市街を進むと歴史的建造物が次々に現れる。江戸時代からの商家。

岩手銀行の赤レンガ

赤レンガの岩手銀行。

中津川の釣り人

お城の手前。中津川には釣り人の姿。

盛岡城本丸跡

城跡に到着。本丸の跡。建物はあまり残っていない。城址というよりも憩いの公園。まあ、ポケモンを狙う人の姿ばかりが目立ったのが本当のところ。

盛岡城石垣

石垣は立派。

盛岡駅の駅弁2016年07月25日 10:10

昼は外食。夜は、のんびり、宿で駅弁がこのところの定番。

豚肉の南部焼き弁当

長い車中から解放されての盛岡の初日は、豚肉の南部焼き弁当。

豚肉の南部焼き弁当

中身はこんな感じ。豚肉は、暖めた方がおいしそう。凍み豆腐はデザートの味付け。

鶏めし

晴天下の散策の二日目は、売れ筋の鶏めし。

鶏めし

鶏の方がお弁当向き。栗の甘露煮が付くのは、東北や北海道らしさ。

女王陛下の阿房船2016年07月25日 18:13

旅先では、気疲れしない本がいいということで、阿川弘之の乗り物シリーズ。

女王陛下の阿房船

阿房列車シリーズの船旅版。列車の旅と同様、なにかと不平の多いのは、かつての豪華客船の栄華を知る身だからか。それでも楽しそうなのは、相変わらず。

空旅・船旅・汽車の旅

阿房シリーズとは語り口は変わって、ルポ風味。先の本でも触れられた米国留学の折の最初の船旅についても語られる。その後旅慣れて、阿房シリーズにつづく。

お早くご乗車ねがいます

こちらもルポ風味。新幹線ができる前くらいまでの鉄道と道路事情が窺える。ここでの妄想が、数段上をいく形でいまの新幹線がある。

Windows10のモバイルホットスポットでKindle本のダウンロードができない2016年07月25日 18:57

旅行中の読書のために、Kindle Paperwhite(WiFi) にあらかじめ何冊かダウンロードしておいたが、読み終えてしまう。Amazonで本の買い物をし、Windows10 mobileのネットワーク設定にあるモバイルホットスポット(テザリング)経由でダウンロードしようとしたが、一瞬接続した後、切れてしまう。LTE SIMを内蔵のPCでも試してみるが、同様。

Kindleから7Spot

途方に暮れかけたが、気を取り直し、Kindleをもって、近くのセブンイレブンに向かう。店の軒先でセブンスポットにつなぐ。Paperwhiteのブラウザ機能でもなんとか操作できる。セブンスポットの説明では、オムニ7会員の接続法が記されていないので、歩き損の心配もしたが、つないでみるとオムニ7会員向けのログインメニューがあり、一安心。無事に購入した本をダウンロード。

記号創発ロボティクス 知能のメカニズム入門2016年07月26日 07:35


記号創発ロボティクス

人の知能の仕組みについて、分析的に迫るのではなく、構成論的に迫ろうとする。中がどういう作りになっているかを探るのではなく、同じような振る舞いをするものをとにかく作って動かしてみて、そこから学ぼうとする姿勢で臨む。

一つの大きな壁は、人の知能が「認知的な閉じ」の状態にあること。誰も他人の頭の中は覗けないし、コンピュータのようにプログラムすることもできない。人は生まれて、周囲を囲む様々な情報(掛けられる言葉だけでなく)のなかで、自ずと言葉を学び、知能を獲得する。センサ類を備えた身体と、最新の情報理論を組み合わせた各種の実験から、これが実現可能であることを示す。

「人工知能」の研究といえば、LISPなどの記号処理システムにはじまり、第五世代コンピュータのプロジェクト、最近の機械学習など、横目で見てきたが、そこで感じていた違和感の在処が少しはっきりする一方、今度はもう少し肉薄できるのでは、と期待させる。

他方、知能の仕組みの理解が進むことは、人を絶対視する暗黙の認識への挑戦でもあり得る。得られた知見を実際の人にフィードバックすることは、遺伝子検査がそうであるように、人を新たな尺度で識別する可能性を開く。人の経済的価値を偏重する社会では、知能を構成するメカニズムの働き具合で、その人の意思の軽重を問うたり、職業を選別する世の中を招かないだろうか。「人」そのものが問われる時が近づいている。