芝山古墳・はにわ博物館 ― 2017年02月16日 18:24
空の駅から足をのばして、芝山町へ。以前、公津ヶ原の古墳群を巡ったが、そのときお世話になった芝山古墳・はにわ博物館を目指す。
芝山仁王尊を過ぎてすぐのところ。かまぼこ形の建物。
ロビーには、はにわの複製品。3部屋ほどの展示。学校の見学で訪れることが多いのか、小学生向きの解説がならぶ。1時間弱の滞在中、来場者は自分のみ。
文字の伝わらない時代のこと、出土品中心の展示で、なにかはっきりとした史実が示されるわけではないが、房総のこの地に数多くの古墳があり、それがどのようにしてか畿内の勢力に飲み込まれていく、そこにどのような人の営みがあったのか、つい、思いを馳せてしまう。
館を出て庭を見ると、水仙が見事な黄を咲かす。
帰りは、富里に抜ける。と、畑のならぶ中に馬の姿。見たところ、サラブレッドのよう。午後の陽のもとで草を食む。
成田山公園梅まつり ― 2017年02月21日 14:02
成田山公園にて梅まつり開催中。イベントは週末のみ。平日は観梅がてらの公園の散策。
本堂右奥に案内板。通りのまわりに小ぶりの梅林。通りを抜けると林。
しばし林を進み、抜けると、書道博物館の前。池のまわりにふたたび梅林。水辺との対比を楽しむならこの付近。
池を渡り、右手の登りを行くと、向こうに平和の大塔が覗き、手前の窪地に大きめの梅林が広がる。ようやく観梅の風情。風も弱まり、ひだまりの中に花が開く。
やや右手のようす。
帰りは表参道から。風が強いせいか、いつも行列の金時・甘太郎焼の列がめずらしく途切れる。すこし歩き疲れたところに、甘いおやき(甘太郎焼)がうれしい。
岩屋古墳、龍角寺古墳、房総のむら、風土記の丘資料館 ― 2017年02月24日 16:18
高校を過ぎて、しばらくで右手に上福田岩屋古墳。石室の入口が覗いている。
元の道を先に進むと、坂田ヶ池。大勢の鴨が遊ぶ。
そのすこし先に、龍角寺古墳群の第101号墳。古墳・はにわ博物館の解説通り、当時の古墳のありようが再現されている。古墳は見晴らしのよい場所にあることが多い。当時の人びとは、日々、こういった様子を目にしつつ、生活していたに違いない。身近な存在だったのか、近寄りがたい存在だったのかはわからないけど。
さらに行くと右手に岩屋古墳。第105号墳。国の史跡。古墳時代の終わりのものとしては、最大規模のものと案内にある。
近寄ると、石室の入口がふたつ。
ふもとから眺めると、いや確かに大きい。
近くに、みそ岩屋古墳。第106号墳。庚申塔の石塔が並ぶ。龍角寺の参道にあり、中世になって立てられたものとある。
通りの反対側は、県立房総のむら。駐車場横の公園には、早咲きの桜。
園内で最初に目にするのは、商家の通り。浦安市郷土博物館を大がかりにした様子。すこし離れて武家屋敷。
商家の中には、茶店も。帰りにいただいたくず餅と甘酒。園内は広いので、遠足になる。
梅林。こちらも花盛り。
農村のスペースには、農村歌舞伎舞台。舞台上には、季節柄か、大がかりな雛飾り。
この先、移築した農家がならぶ。上総の農家。
下総の農家。
安房の農家。ぱっと見では、区別がつかないが、どこかに特色があるのか。
無論、古墳もあちらこちらに。第110号墳。何せ数が多いので、見て回るのは大変。案内板によると113基あるという。
房総のむらから、風土記の丘資料館に通じる道。そのまま館内に入ることができる。入場券は通し。さすがに、芝山町の古墳・はにわ博物館よりは規模が大きい。それでも、はにわに限れば、芝山町の方が充実。これまで見てきた古墳から発掘された品は、ここで見ることができる。例えば、玉作遺跡の工房で作成された玉など。
房総のむらを一度出て、正面から。
バイパスを越えて、古墳群の名前に付けられた龍角寺に向かう。金堂の跡。709年に建立。関東ではもっとも古いもののひとつ。ご本尊の薬師如来像も同時期に鋳造。現在の像は、頭部が当時のもの(重文)。風土記の丘資料館に複製を展示。
龍角寺から車道を逸れて、細い道を行くと、浅間山古墳。第111号墳。舗装されていない山道に注意。頂にお社がある。
棺担ぎのクロ、6巻 ― 2017年02月28日 08:14
2月27日、発売。
話の核心にだいぶ近づいてきました。少し前の巻から続けて読むとなおさら。
ときどき脱線するのもアクセントとなって、細密な柄の生地が織られていく。
あとがきによると、次くらいが最終巻。
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