日本の古代国家2017年08月28日 20:50


日本の古代国家

読むのに、少なからず集中力とまとまった時間を要する。テーマごとの区切りが長めで、緻密な文章なので、空き時間にちょっとずつ、というのには向かない。

読みながら、イメージしたのは、新興企業が起業して、上場に至る道程に似ている、ということ。有力者が複数集まって起業し、最初のうちは、それぞれの人脈で会社を大きくしていく。全国展開にあたっては、地域の有力企業と提携したり、それを買収したりする。競業との関係で、会社の方針を大きく変えなければいけない局面も発生する。上場が視野に入ってくると、会社としての体裁を整え始める。規則を整え、組織を整備していく。外から人も入ってくる。いざ、組織が回り始めると、組織長が、設立以来の有力者の人脈に連なる面々や、取り込んだ企業の創業者連中を次第に抑え始め、ついには、組織の論理が全社に貫徹していく。そうみていくと、著者の論理展開が自然で腑に落ちる。人間関係のパワーバランスは、鶴の一言だけでは決まらないもの。

そうして、本書の終わり、最後の節で、「日本の中世が、律令制国家から発生してくる場合にみられる固有法的、日本的、土着的特徴の強さ」について、「社会の質」は、「それの内在的な諸要因によってしか、みずからを質的に変更することは出来ず」と論じ、しぶとく生き残っていく理由を示唆する。おそらく、それは今も息づいているのだが、それがついに変わろうと、終わろうとしている。それが、通信と交通が世の中を変えていっている現代なのではないか、そんなことを脳裏に浮かべながら読了。

なお、本書に収めることが出来なかった、「古代官僚制」の部分。古書で入手は可能なようだが、こちらも文庫に収録してもらいたいところ。

本巣の瓜でスムージー2017年08月29日 17:15


黄瓜

本巣で仕入れてきた黄瓜。一部を冷凍しておいたので。

黄瓜でスムージー

ミルサーでスムージー。果肉の部分だけだと甘みが足りないので、種のまわりのわたの部分を一緒にするのがポイント。三角コーナー用の水切りネットが瓜の種を分離するのにちょうどいい。ミルサーに掛ける前には、どちらもある程度解凍を済ませてから。

市川には、夏に仕入れてくれるお店があったけど、来夏は近所で探してみないと。

八街のまくわうり

P.S.
とか言っていたら、近所のマルエツの千葉県産の野菜売り場にまくわうり。銀まくわか。生産者欄をみると八街で作っているらしい。いつもあるわけではないだろうから、一期一会。