ノーベル物理学賞2017年は重力波2017年10月03日 20:46


数理科学2016年5月

今回のノーベル物理学賞は重力波、と聞いて、思い出したのが、あんな微小な現象を測定できるのかを巡ってなされた数学者たちの論争についての記事。数理科学2016年5月、小澤直正氏の記事。

検出装置(望遠鏡)の大きさには驚くが、あれだけの装置の建設に踏み切ることができたのは、数学の論争が一定の決着を見たからこそ。そこが始まりかと思うと、こちらの功績の方を重く見たいとも思う。アルゴリズムを見通せると、ソフトウェアはできたも同然、と思ってしまうのに似た気分。

Amazonとノーベル文学賞2017年10月06日 12:45

ノーベル文学賞はKazuo Ishiguro。
読んだことはないが、馴染みの早川書房の盛り上がりは、少しうれしい。
Amazonを見ると、電子書籍はすぐに読めるとあって、こちらも特集を組んでいる。

Amazon UK

他の国はどうか、と、出身である英国のAmazonを見てみると、こちらも早速特集を組んでいる。

Amazon US

ところが、米国のAmazon。最初のページには、影も形もない。同じ英語圏でも、文学圏はやはり異なるのだなと。

三角形の内側判定2017年10月06日 14:07

アプリの開発中に、Polygonで描く四辺形が凹型にならないよう、移動する点が残りの3点からなる三角形の内側に入るかどうか判定しようと考えた。結局、この方法は採用しなかったが、備忘として記す。

※この目的のためには、移動する点が対角線を越えないようにすればよいのだった。

三角形の内側判定は、ゲームなどで多用されるらしく、ググってみると、ベクトルの外積を用いる方法と、3つの座標のxとyの四則演算で左回りか右回りかを判定する方法が見つかる。実装を考えると後者が簡便だが、ぱっと証明がでてこない。外積を用いる方法はエレガントだが、初等的な方法が他にないか考えてみたくなった。

P.S.
前者は重心座標を用いた方法でしょうか。

三角形の内側判定

三角形の3つの頂点をx座標の小さい順にA,B,Cと名付ける。y座標の並び順の組み合わせを考えると、6つある。

調べる点が、各辺である1次直線の上にあるか、下にあるかを調べる。3辺について、上が2つ下が1つ、か、上が1つ下が2つ、の場合に、三角形の内側にありそう。bool値の積が偽で判定できる。ところが、もう少し調べてみると、この判定法では、図中の星マークの箇所で誤判定になる。

少し手直しして、x座標の2番目の頂点Bの両側の辺については同じ方向、残りの一辺についてそれとは反対の方向、にあるとする。こうすれば、正しく判定できそう。

コード的には、頂点の並び替え、一次式の導出、上下判定、と少し込み入るが、外積を求める方が軽いのかしら。

QNAPのミラーボリュームのディスク交換がうまくいかない2017年10月07日 15:03


NASのディスク警告

QNAPの管理画面を見ると、ミラーを構成しているディスクの一つに警告。

SMART情報

以前から、End_To_End_Errorの数値が気になっていたが、警告されたのは別の項目。導入してから5年くらいとそろそろ潮時と、念のため、NASをシャットダウンして予備と交換。

ところが、起動後、rebuildが始まらない。ストレージマネージャで操作を試みるも、実施が必要な項目がグレイアウトされていて操作できない。調べてみると、同様の事象が報告されているが、ファームの更新か、マニュアルでの作業が必要の様子。RAID5では聞かない問題なので、ミラー固有の問題か。

mdadm --detail

ターミナルでつないで、マニュアルでの作業。ミラーボリュームの状態を見ると、degradedの状態にあり、2つめのディスクが削除、との表示。

mdadm --add

mdadmコマンドにて、交換したディスクをミラーボリュームに追加。時間はかかるが、無事に終了し、赤ランプも消える。コマンドで確認した状態も正常の様子。

GUIの状態表示

ところが、ストレージマネージャの表示は、交換したディスクが「単一ディスクドライブ」と認識され、ミラーディスクボリュームには追加されていない。rebuild終了後も、表示はそのまま。

この状態で、再起動すると、再び赤ランプが表示される。どうも、ストレージマネージャとmdadmで表示される状態に不整合が生じている模様。

再起動しなければ問題はなさそうだが、ファームの更新を待つよりは、バックアップを取って、ボリュームを再構築した方がよさそう。このあたり、まだまだDIYの世界。

ジンギスカンもどき2017年10月07日 21:01


ジンギスカンもどき

近所のマルエツは、ラム肉を常備している。体調が微妙になる季節の変わり目、ジンギスカンといきたいところだが、専用の鍋がないとなかなかおいしくできない。これまでは、カレーなどの煮込み中心に使ってきた。

と、サンマを焼いていて学習したのは、スチームコンベクションオーブンでスチームを加えるとき、温度を高めにするとうまくいく、ということ。200℃くらいだとまだ蒸しに近いが、250℃くらいにするとしっかりと焼き上がる。庫内ににおいも残りにくい。

そこで、角皿にクッキングシートをひき、油を吸うようにまわりをなすで固め、玉ねぎとラムを盛る。少々油を振って、250℃、スチームありで20分。油も適度に落ち、よく焼けた部分と柔らかい部分のバランスもよく、再現率高めに仕上がる。ベルのタレをつけて。青森県人には悪いが、こちらがあう。

Cisco Catalyst2960-L2017年10月08日 16:01


Catalyst 2960-L

先冬にSwitchが逝ってから100Mbpsの世界で甘んじてきたが、NTT-X StoreにてCatalyst2960-Lの24ポートが箱汚れ品として特価が出ていたので、思わず購入。なじみの通販サイトだと5万円はするものが、1万5千円ほど。出荷は平日のみとあったので油断していたら、日曜日に配達。

それにしても、CiscoのSwitchの箱汚れを気にする人はいまい。そもそも、届いた箱を見ても潰れも汚れも見当たらない。普通、購入するのは法人であろうし、出入りのIT業者がセットアップを含めて納入するのが普通だから、何かの訳ありを「箱汚れ」のカテゴリで処分しようとしたのかも。

購入しても、全体および各ポートの挙動を細かく設定しないといけないので、普通のPCユーザには手に負えない。性能やセキュリティを気にする向きには、細かく設定できるのが有難いのだけど。それでも捌けると判断して仕入れるとは、不思議な通販サイトではある。

さて、2960-Lは、日本向けの製品。およそ2960X-24TS-LLくらいに相当。こちらは、馴染みのサイトだと14万円くらい。そちらに比べ、ファンレスなのがうれしい。ただし、8ポートや16ポート版は、ラックマウントできず、マグネット固定になるので、少し高くても24ポートの使い勝手がいい。

なお、ラックマウントの金具は、以前の2970G用は使えず。付属の専用品が必要。

漢字合わせパズル更新 - 岐阜県の駅名を追加2017年10月10日 11:06


漢字合わせパズル岐阜県の駅名

おかげさまで「漢字合わせパズル」は、多くの方にご利用いただいており、ありがとうございます。

今回、夏の18切符旅でお世話になった岐阜県の駅名を追加しました。高山本線、樽見鉄道を中心にそこそこ難読駅名があります。使っている資料の都合で、神岡鉄道が入っているのは内緒です。

セイタカアワダチソウにすすき2017年10月10日 17:32

朝から天気が良いので、印旛沼自転車道に向かう。

セイタカアワダチソウ

沿道は、セイタカアワダチソウの黄色でいっぱい。春の菜の花に負けていない。

すすき

すすきも負けていない。銀色が映える。根元にナンバンギセルを探すが、見つからない。

佐倉ふるさと広場はコスモス

佐倉ふるさと広場は、コスモスが見頃。大勢の人で賑わう。とはいえ、コスモスはちょっとはかない。勢いでは、前の2つが秋の代表格。

道の駅やちよは20周年

道の駅やちよで折り返し。20周年とか。直販所は大賑わい。前の人が生の落花生をかごいっぱい買い込んでいたが、居酒屋の店長さんか。ちょっと変わった一品の仕入れ先としてはいいのかも。なお、から煎りの落花生は、出回るまで、あと一月ほど。いまはまだ乾燥中。

梨のジェラート

名物のジェラート屋では、季節限定の梨。果肉がごろごろ入った爽やかな一品。