印旛沼、利根川、取手の長禅寺 ― 2019年06月07日 11:45
週末は天気が崩れるようなので、遠乗りつづきだが、出掛ける。

近郊の水田。この時期の稲はすぐに大きくなる。

印旛沼。もう少しすると、水面を藻が覆い尽くすようになる。

利根川の河川敷に取り付いてしばらく。牧草ロールが現れる。お菓子のコロンのよう。水田もあったり、砂の採取場があったり、利根川の河川敷はいろいろに利用されている。

手賀排水機場を過ぎると我孫子市。この先で、上流に向かって左岸の自転車道は終わり。混雑する車道を少し行って栄橋を渡る。

上流に向かって右岸に渡り、利根町役場を少し過ぎると、自転車道が復活。

そのままだと小貝川沿いに離れていくので、橋を渡って戻りつつ、利根川沿いに戻る。

川縁まで距離があるが気持ちのよい道を進むと、常磐線の陸橋が見えて終点。

だいたい、海から84キロほど。車だと30キロ少しが、50キロ弱。自転車道だとそこそこ遠回り。

堤防を降りて、少しで長禅寺。反時計回りに進むと車道があるので、押して上る。

取手大師の提灯。

山門。正面入口は、ここから降りた先。

建物に取り囲まれた庭。気温が上がる中、水の音が涼しい。

いったん、下に降りてぐるりと回り、利根川に向く方に出ると案内板と、山門への入口。

山門への入口から、利根川の方に戻ると、奈良漬けの新六。お土産に一品購入。

復路は来た道を戻る。河川敷の草地の緑と、空の青と、雲の白のコントラスト。
エアロシートの修理というか改造 ― 2019年06月08日 05:23

エアコン嫌いの夏場に重宝するエアロシート。ファンで、座面に空気を送る椅子に敷く、クッションというかシート。座面を構成するプラスチックの部材が、経年劣化でぼろぼろに。2013年に購入し、5~6年で寿命。ファンまわりはなんともないので修理を試みる。

用意したのは、アイリスオーヤマのエアリークッション。大きさは、40cm四方のもの。3000円弱。暑くなると入手しにくくなるので早めの調達。座っても空気が通る道筋が確保できること、配線が邪魔にならないことがポイント。ウレタンのクッション材では、潰れすぎて不可。カバーの開け口は狭いので二つ折りにしつつ押し込む。

前面のファンから、後方に配線を通して完成。少し厚みが増して、座り心地も改善かな。
宗吾霊堂紫陽花まつり ― 2019年06月11日 13:00

梅雨の合間を縫って、宗吾霊堂のあじさい園。紫陽花まつり開催中。満開には少し手前。ひとつひとつの花を見るには、ちょうどいい頃。







通りの両側を埋め尽くす。

参道に戻って、悠々と現れたねこ。

お隣の佃煮屋さんには、川かに。

おなじみのどじょう。

近所のスーパーでは、つばめが給餌中。
Vanilla Air乗り納め ― 2019年06月27日 21:26

千歳行。乗り納めと、Vanilla Air。Peachになって、成田に戻ってくるのか。さて、LCCとフルサービス、運賃には差はあるが、操縦手の腕は確か。とはいえ、成田も千歳も、搭乗口と飛行機の間はバス移動。移動距離は長めで、上り下りも多い。足に負担のある向きには薦めがたい。

千歳に降りたら、日の丸。政府専用機か。

千歳空港で一服。フィッシュバーガー。シンプルなこれは、お店の腕がわかりやすい。何度か来たが、地元のお店より、おいしい。
ジンギスカン風やきそば ― 2019年06月28日 06:48

散歩中、セイコーマートを見てジンギスカン風やきそばの記事を思い出す。早速入店して購入。

具は少なめ。確かにジンギスカン。香りでわかる。タレはベルに比べると甘め。記事の通り、羊肉を感じさせる程度はそれほどでもなく、敷居は低そう。よい出来と思うが、北海道では本物が身近にあるので、ねえ。
苫小牧、大洗 ― 2019年06月28日 15:16

帰路は、苫小牧からフェリー。苫小牧港のレストランで白い恋人ソフトクリーム。口に入れたときのクリームの香りがそれっぽい。

乗船のための連絡橋を進むと、家畜車専用の水場に停まるトラック。牛さんもフェリー。

夕方の便の楽しみは、樽前山の夜景。出航前はこんなだが。

離岸する頃には、赤みを帯び。

外洋に出る頃には、赤く染める。

食事は、去年から大きく変更。夕食は、バイキングから、メインを選ぶ形に。

鶏のトマト煮込みを選択。付け合わせは、バイキング形式で選ぶ。このかたちの方が、夕食らしくて落ち着く。メインがしっかりしていると、おいしいものを食べた、という気にさせてくれる。敢えて言うと、食の細い人向けのメニューがあれば。

翌朝、早起きして甲板に出ると金華山。今回はガスがかかり、沿岸の展望はほとんど開けず。極近くを通る金華山は辛うじて。

昼食も去年と変わって、おにぎりから、カレーと天津飯の選択。海に出るなら一度はカレーをいただきたい。なお、乗船前に購入したパンで済ませたが、レストランの朝食はバイキング形式。

埠頭から歩いて大洗の駅へ。一度、シーサイドステーションまで行って、新しい道を行くのがわかりやすい。別の道を行って迷って遠回りに。駅前広場は、工事中。

ガルパンは、最終章の第2話が公開されたばかり。ホームをくぐって、駅の通路には、ジャケットの展示。
トマス・アクィナス「神学大全」 ― 2019年06月29日 11:03

「神学大全」の紹介や要約ではなく、論集。13世紀の神学者の思想、考えたことが、現代の私たちにとって、「挑戦の書」である、という立場で論じていく。
読書中、頭から離れなかったのは、キリスト教世界の内なる議論にとどまるのではないか、現実の多様な価値観がある中でどこまで説得性を持つのか、ということ。「神」は、「近づくべきもの」「愛の対象」との姿勢に、どこまで得心がいくのか。
「神」や「仏」、人によって思い浮かべるものはそれぞれ。「山の神」「海の神」「地の神」ではないが、お世話になっているけど、近くて遠いもの、いざとなると猛威を振るうもの、おこぼれに与るもの、畏れるもの、隔絶したもの、という捉え方だと、共感を得にくい。
人とゴールを同じくする愛が存する、ことにリアリティを感じるか、そこが分かれ目。そうであれば、断絶を超える存在の意味が大きく現れる。
第七章、法の支配における「共通善」を論じるが、近代以降では「憲法」にその役割を期待している、と理解している。憲法判例を読んでいるとにじみ出てくるものがある。素の社会契約説のままではない。「憲法」に込められた思いは、各国それぞれではあるけど。
ヘーゲル復権 思想2019年1月 ― 2019年06月30日 11:37

積ん読の精神現象学あたりをなんとかしようかと、と手に取る。編集者の説明などはなく、論文が並ぶだけの体裁。順番に読むとすっと入る、というわけでもなさそう。
西洋の哲学に明るい訳ではない身では、「ヘーゲル論理学の意味論的解釈」、「復活するヘーゲル形而上学」、「行為者性の社会理論」、あたりから読むのがよさそう。アリストテレスあたりから、カント、ヘーゲル、現代に至る流れを先に掴んでおきたい。
「貧者は承認されうるのか?」
悪しき良心→自然状態への回帰→野生化、野蛮化
富むものも賤民になり得る、という下りは、妙に得心がいく。
1900年代にヘーゲルが危惧し、解決策を見いだせなかったこと。そこに、マルクスが革命の可能性を感じたこと。
深読みすると、先々の世界大戦への途をひらいたのかとも。
歴史のときどきに見られる現象に思えるが、現在の状況をも説明するものなのか。
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