大日影トンネル ― 2013年08月30日 07:15
7月29日、アプトの道に続き、トンネルを歩く。中央本線、大日影トンネル。これもJTB時刻表2010年2月のグッたいむで知り、一度は訪れなければ、と思っていた場所。平成9年まで現役。
http://www.yamanashi-kankou.jp/kankou/spot/p2_3188.html
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勝沼ぶどう郷駅を出て左を進むとすぐにEF64のお出迎え。まだ、ピカピカ。
その先にトンネルに続く階段。右手に説明の碑があるが、スイッチバック駅があったときの線路はここまで延びていた。階段で管理の方とすれ違う。朝9時、開門しましたよ、と。
階段を登り切ると、入り口。左は、現役の新大日影第二トンネル。
入り口の右手に説明文。約1400m。片道30分とある。
足を踏み入れる。十分な照明があるが、明るさに慣れた目には薄暗い。できたのは明治とは言え、最近まで現役だったので、碓氷峠の旧道のトンネルとは異なり、史跡、文化遺産、という趣は、まだない。まっすぐに道は伸びる。
線路内から見ると、そのまっすぐさがよくわかる。200mも進むと外の音が止む。自分の足音と、天井から時折したたる水の音のみ。
行きはやや登り。
半分を少し過ぎると、線路の間に水路が現れる。これは珍しい作りだそうだ。
途中何カ所も待避所がある。照明があり、煉瓦積みがよくわかる。
あと少しで出口。天井の煉瓦積みが輝く。蝉の鳴く声が聞こえてくる。
反対側の入り口。
もうひとつ先のトンネルは、ワインの貯蔵庫として活用。トンネルの右手には、小さな事務所。ちょっとした売店とお手洗いがある。まわりは葡萄畑。
往復完了。陽がまぶしい。右手の奥が勝沼ぶどう郷駅。朝一番の往復のためか、途中、出会ったのは2組のみ。トンネル内の静けさを十分に堪能。夏の暑い日にトンネル内は、涼む。近所なら毎日でも涼みたいとも思う。
諏訪湖一周16km ― 2013年08月30日 08:29
印旛沼に続く湖巡りは、諏訪湖。一周16kmの遊歩道が整備されていると聞き、暑さも少し落ち着いた頃合いを見て訪ねる。勝沼ぶどう郷駅を出て、上諏訪駅に向かう。
途中、穴山と日野春の間で、一つ前の特急が鹿にぶつかる。15分ほど遅れて、小淵沢に到着。事故や吹雪で遅れるのは体験済みだが、鹿ははじめて。特急を先に通すため、乗り継ぎの列車も15分ほど遅れる。いつもの乗り継ぎ5分のスケジュールだったら、大変。18切符の旅にはこんなスリルもある。
上諏訪に15分ほど遅れて到着。
駅を出て、連絡橋を見つけ西口に出る。そこから歩いてすぐに諏訪湖畔公園に出る。
公園のモニュメントから諏訪湖を望む。第一印象は、藻。これほど藻に覆い尽くされているとは。気を取り直して、時計回りに巡り始める。16kmだと、時速4kmで4時間。暑いのでそのくらいを目標に。
遊歩道と書いたが、案内によるとジョギングコース。舗装はいつものアスファルトではなく、やや沈み込む感触のある柔らかいもの。膝にはやさしそうだが、やや傷みも目立つ。
湖畔には水鳥の姿も多い。どこかの保険会社のCMの様な光景もちらほら。
四分の一周ほどで岡谷市に入る。セブンイレブンのそば。道沿いのコンビニは、この先にサークルKが、半周の手前にある。その次は、四分の三周ほどのところにもう一度、セブンイレブン。補給はよく考えて。
四分の一周ほどのところの案内図。今いるところは、風景を楽しむゾーン。
そんな湖畔の風景。
約半周で天竜川の水門。
手前の公園には、PLYMOUTHの機関車。
少し先には、D51も。温泉施設の脇に静態保存。
いくつかある川の河口には大型の水鳥も。
残り4分の1周ほどのところで歩道が少し途切れる。ここは車に注意。その先は、真新しい舗装。
残り2km。道中、このような看板が立ち、ペース配分の目安に。
諏訪市に戻る。
諏訪湖畔公園に戻る。陽が傾く。途中寄り道もしたので、約4時間の行程。気温も高く、時速5kmくらい。平坦なコースなので歩きやすい。コンビニの他、水飲み場やお手洗いが数カ所あり、安心して回れる。景観はどうだろう。水鳥の姿は数多く、楽しめる。多すぎる藻が気にならなければ。季節が変われば、また変わるだろう。
上諏訪駅に戻る。ホームには足湯の設備。魅力的だが、今日は帰り道を急ぐ。
懐かしい総武線色の電車に出会う。神奈川の人ならばスカ線か。中央線のこのあたりは、総武線色の電車が数多く走る。総武線は、銀色の電車に切り替わってしまったけれども。
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