無添加せっけん2014年05月22日 21:32

泡立てるのが楽なので液体のボディーソープやハンドソープを使っていたが、ふと、思い立って無添加せっけんを試している。敏感肌ではないが、汚れを落とすという点では、普通のせっけんも同じ、と聞く。実際、洗う機能に変わりがなければ、刺激の少ない方がいい。

無添加せっけん
手に入れやすいところで、3種。確かに、洗う、という点では、遜色ない。洗い上がりのつるつる感は、せっけんの方が確か。香りがないのが、一番違う。芳香剤などでいわゆる「せっけんの香り」が、せっけんによく使われる香料の香り、であることがよくわかった。無添加のせっけんは、さわやかな香りのするものではない。成分を考えれば気づいて当然だった。これも思い込みの「わな」。

せっけんが汚れを落とす理屈を知れば、本分と付加価値の部分を判別できる。広告や宣伝は、ほとんど付加価値の部分で勝負をしている。自分にとって必要なのが、本分の部分だけであれば、普通のせっけんで実に十分。付加価値部分は、人によっては害になることもある。ときどきは、「思い込み」を省みることが大切とあらためて知る。

試した3種だが、思いの外、使用感が異なる。無添加なので、成分はほとんど変わらないはずだが、泡立ちの様子が異なる。製法が影響するのか。この中では、ミヨシのせっけんが、一番、泡立ちがきめ細かく柔らかい。棲んでいる場所の水との相性もあるだろう。ここは、比較的硬水のよう。シャボン玉はやや硬め。湿度の高い夏場は、少し硬めの方が、使いやすいかもしれない。かたちは、ミヨシが角張った直方体。牛乳石鹸とシャボン玉は、角が取れた形。季節と気分で変えるのもよい。

ミューズマイルド
性格は正反対のミューズも手許にある。料理や掃除の後など、消毒したいときもある。ミューズの中では、マイルドがいい。あのきつめのオレンジではなく、白色。香りも抑えめ。消毒成分は変わらない。