鋸山登山と保田のばんや2014年12月10日 18:45

12月10日は、青春18切符の使用開始日。さっそく、出掛ける。手始めに、鋸山に登り、その足で保田漁港のばんやで海の幸をいただくことにする。山と渓谷社の新・分県登山ガイド11「千葉県の山」の27番と28番の合わせ技。
http://www.yamakei.co.jp/products/2810023610.html

浜金谷駅

浜金谷の駅に到着。登山客がちらほら。

車力道

色々ルートはあるが、車力道コースに進む。途中途中に写真のような案内板が整備されている。右手の階段は観月台コースの登り。

石切場

しばらく上ると石切場に到着。このルートは石畳になっているが、ここから切り出した石を運ぶための道だったとのこと。垂直な壁面と石を切り出した人工的な姿が壮観。下の方は、洞窟状になっている。

金谷方面

少し上ると、東京湾を望む展望台。こちら、今登ってきた金谷の街並み。少し前に読んだ放送大学の日本近世史の教科書で金谷の街並みを取り上げていた。
農民と漁民の住居区が別れて存在していたとのこと。あのあたりだろうかとしばし眺める。

三浦半島方面

浦賀水道の向こう側。三浦半島。久里浜のあたり。視界がよければ、この先に富士山も見えるそうだが、今日はガスがかかっている。

保田方面

これから降りていく保田の街並み。

鋸山山頂

展望台を降り、しばらく進むと、千葉テレビのアンテナがあり、その先に鋸山の頂上。329.5m。千葉県で12番目の高さとのこと。木々が多く、それほど展望は開けていない。

東の肩

更に進むと、東の肩に出る。ここから、保田に抜ける林道に向かう道があるはずだが、よくわからない。落ち葉で道がわかりにくくなっている。たまたま居合わせた登山者と地図をつきあわせ、コンパスであたりをつける。大まかな方向と分岐点すぐの道の方向はずれていたりするので、悩ましい。低山でも地図とコンパスはやはり入り用。

千葉の山の紅葉

下り道。視界が開けると紅葉(黄葉?)の山が飛び込んでくる。一山くっきりと見通せる場所は少ないので貴重。

林道

林道に到着。ここはしっかりしているが、雨で路面が削られたり、地盤が岩だったりと、ランクルはこんな場所で必要になるのだなあ、と思わせる。

鋸山ダム

途中に鋸山ダムの湖。静か。

スイセン

このあたりから、林道の脇にスイセンが現れる。写真のように栽培していると思われる箇所もあれば、路肩に生えている箇所もある。まだ、花の季節には少し早い。もう少し南にスイセンロードがあるが、このあたりにもずいぶん生えそろっている。

保田駅

そうこうするうちに保田の駅に到着。時刻表を見ると、1時間に1本程度。

保田の猫

国道を歩いて行くと、猫が次々現れる。さすがに漁業の町。近所の猫と違い、威厳がある。

ばんや

保田の駅からしばらく行くと漁協直営の食事処、ばんや。ガイドによると是非寄るべきだという。

ばんやのメニュー

メニューは掲示板。漁により変わる様子。量が多いので注意とのこと。およそ、1000円前後。

ばんやのミックス天丼

出先で生ものは控えることにしているので、天丼をチョイス。海老、いか、白身魚が3点にお野菜。ごはんは想像よりも少なめ。疲れと空腹もあり、一息に完食。もう少しぱりっと揚がっているとうれしかった。ここは、刺身や煮付けを選ぶのが賢いかも。

鋸山方面

帰りの列車まで時間があるので、一駅足をのばす。海岸から振り返り見た鋸山方面。右の最高点あたりに登ったはず。

安房勝山駅

安房勝山駅に到着。風で看板が倒れたまま。ちょっと寂しい。

内房線千葉行き

しばらく待って15時36分発、上りの普通、千葉行きがやってきた。この時期、夕方5時を回ると暗くなるので、早めに上がるのが得策。