ノンアルコール飲料とトクホ2015年04月19日 11:18


ジュリスト2015年4月号

ジュリスト2015年4月号。特集は、独占禁止法審査手続の論点。気になった記事は、ハイスコアガール事件をめぐる著作権法解釈の論と、ノンアルコール飲料とトクホの動向を紹介する霞ヶ関インフォ。

記事では、厚生労働省の「未成年者の喫煙・飲酒状況に関する実態調査研究」(平成25年3月)を紹介し、中高生の30%近くがノンアルコール飲料を飲んでいるとのこと。その上で、消費者庁は、ノンアルコール飲料をトクホとして認めることになった。

これが、将来アルコール依存者を増やし、ひいては健康を害する人を増やすことになるのか、判明するのは当分先。逆に、中高生の急性アルコール中毒者を減らし、ビール離れの時期を早めることになる可能性だってある。はっきりしているのは、食生活を考えなしにラベルだけを頼りにするのは愚か、ということ。

それにしても、この勢いが続くと「トクホ」のブランド価値も早晩なくなってしまいそう。

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