UA-25の延命なるか、lubuntuとalsaと2016年01月23日 21:44

アプリ開発のため、急遽、USBのAudio/MIDIインタフェースを新調。利用者登録をしたら、これまで愛用のUA-25は、Windows10対応の予定はなし、との連絡。Windows8の時は時間がかかっても対応してくれたので期待していたがやむなし。しかし、しっかりした筐体と音が出るのに処分するのは心許ない。しかし、今さら、古いWindowsとはつきあいたくない。

/proc/asound

思い立って、ESXiのゲストOSにLubuntuを載せて、UA-25をつないでみる。いつもは、SuSEだが、Ubuntu系も慣れておきたい、本家は重いので、Lの方。デバイスの方は、あっさりと認識。

speaker-test

音の方は最初、鳴らない。alsa関連を一度きれいに消して、再セットアップするのがよい、との記事があり、それにしたがって鳴るようになる。確認は、speaker-testを実施。次いで、sudo aplayでサンプルを鳴らす。ところが、一般ユーザだと鳴らない。これは、アクセス権が足りないので、自分をaudio groupに加えて解決。

※alsaの設定

次は、使えるMusic Player探し。世の中には色々あるが、ざっと、見渡すと以下のものがある。
・Alsaplayer
・Audacious
・Banshee
・GNOME MPlayer
・Rhuthmbox
・VLC

第一の要件は、UA-25を設定できること。Audacious、MPlayer、VLCはデバイスの選択機能があり、確実。残りは、標準デバイスからの出力。最初は音が出なくて悩む。

Gnome MPlayer config

MPlayerの設定画面。認識していれば、プルダウンメニューから選択できる。

FLACの再生

FLACを鳴らしてみる。きちんと鳴る。

第2の要件は、DLNAクライアントとして機能すること。音楽データは100GB以上あり、それをローカルにコピーするのは避けたい。上記の中では、BansheeとVLCがDLNAクライアントに対応。デバイスの設定機能と合わせると、VLC一択だが、使用しているDLNAサーバのTwonkyをうまく認識しない。Bansheeは認識するが、ファイルが多いせいか、ハング気味。どうにも、帯に短し、たすきに長しの世界。

foobar device conf

結局、少し折れて、Wineにfoobarをセットアップ。Wineの設定を行い、alsaのUA-25を認識。

foobar DLNA client

DLNAのクライアント機能は、アドオン追加になるが、軽快に動作。Twonky相手も問題なし。

foobar DLNAからのplaylist

無事に、DLNAサーバ上のファイルを使ってPlaylistを構築できる。これで、音楽を聴くためだけにPCを起動することは少なくできそう。

それにしても、できることはできるが、人に勧められる手順ではない。まあ、DIYの世界と思え、ということ。

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