Lubuntuにはxrdpでアクセス2016年01月24日 11:02

Lubuntuをセットアップするのはいいが、どうやってアクセスするか。ESXi上のゲストOSなので、vSphere Clientのコンソールが使えるが、普段使い向きでない。

いつもなら、馴染みのX端末エミュレータを使うところだが、XDMCPの一覧からログイン画面が出るところまで進んで、そこで切れてしまう。lightdmのログを見てみると、greeterが異常終了で切れている。Xエミュレータの描画まわりの機能が要件を満たしていない様子。

それなら、VNCと進むのが定番だが、RDP接続を試してみる。xrdpを設定。

xrdp login

RDPを起動すると、xrdpのログイン画面が出てくる。

LubuntuにRDPでアクセス

作業画面。端末エミュレータ、FireFoxにWine上のfoobar。Linuxなんだか、Windowsなんだか。設定が必要なのか、Windowサイズに解像度を合わせることはできず、ディスプレイの大きさにしかならない。まあ、支障はない。

lightdmの設定ファイル

デスクトップマネージャは、ホームディレクトリの".xsession"で指定。mate-sessionを選んだが、機種によっては、デスクトップマネージャがうまく起動せず、背景画像のみが表示されたままになる。その場合は、デスクトップマネージャをいろいろ変えてみる。xfceやLXDEの方が低スペックの機種でも動く様子。

なお、X端末エミュレータを使う場合のXDMCP設定は、上図の上の赤枠"50-xserver-command.conf"で。"[XDMCPServer]"のセクションを設けて、"Enabled=true"とする。