QNAP - Container (gitea) のupdate2022年07月02日 13:17

QNAP NASのContainer Stationで運営しているgiteaのアップデートを試みる。

Container Station

Container Station(V2.6.0.483)の画面(作業完了後)。gitea332xをgitea332x117に更新。
既存のコンテナ(gitea332x)を選択して、アップデートを実行、とできたらいいのだが、そのような便利な機能はない。

調べてみるとみなさん苦労しているようで、バックアップを取得して、最新のバージョンでコンテナを作り直し、リストアする、という手順を踏む向きが大勢。ほかは、別の管理ツール(portainer)を用いる声がいくつか。

ここは、バックアップして作り直す手順を進める。

gitea dump

giteaのホームページの手順に従う。
端末を開いて、gitユーザのホームディレクトリにて、gitea dumpコマンドを実行。
このとき、作業ディレクトリを誤るとzipにまとめるファイルを誤り、不必要なファイルをまとめようとしてディスク容量オーバのエラーになるので注意。
sqlite採用の場合、必要なファイルは、生成されたzipファイルで完結している。

生成されたファイルをコンテナの外に持ち出す必要があるが、外部との共有フォルダなどがなければ、sftpで転送。

ホスト名やIPアドレスを新しいコンテナに引き継ぐならば、ここで旧イメージのコンテナをシャットダウン。

共有フォルダ

Container Stationの今のバージョンでコンテナを作成すると、ホストと共有できる共有フォルダを生成できるので、忘れない。

コンテナ作成パラメータ

バックアップが終了したら、最新のイメージをpullして、新しいコンテナを作成。
ホストと共有する共有フォルダにバックアップファイルを置き、端末を開いてリストア。

サイト管理の設定

コンテナを再起動して、バージョンなど、動作を確認。