江戸文化再考 ― 2023年04月06日 10:31
江戸の文化を、近代の目から見て役立つかどうかで判断するのではなく、そのものの自然な発展段階として捉えよう、平成の世になってそれがようやくできるようになったと、著者は述懐する。
そうすると、江戸の300年。おおよそ17,18,19世紀。それぞれ、青年期、壮年期、老年期。現在は、明治から数えて150年。第二次大戦から数えて80年。壮年期か、青年期の終わりか。これからのあり方を探る上で、江戸の経験は示唆に富むはず、と。
文章は、講演の語り口のまま。図版が充実している他方、イメージでの提供なので、小さなKindleではちょっと読みにくい。PC等の大きな画面と併用して読むのがいい。
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