くずし字で東海道中膝栗毛を楽しむ ― 2023年04月11日 19:53
見開きで、右に江戸の版本、左に読み方を活字にしたもの。最初のうちは苦労するが、だんだん読めるようになってくるのが楽しい。とはいえ、旧仮名遣いに慣れていることが前提か。
読めるようになってくると、今度は、当時に特有の言葉が引っかかる。「棒端(ぼうばな)」宿場の入口を示す立て杭、こんなのは知識がないと意味が取れない。
あとは、おそらく版本により、字の選び方や草書の崩し方が違うであろうこと、そのところは数をこなしていかないといけないか。ちょっと、和本の古書店に立ち寄ってみようかと思える一冊。
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