VMware ESXi + Workstation Pro で Windows112021年12月06日 09:05

Windows11は、動作環境の制約が厳しくなり、手許の機材では如何ともしがたい。主機は、ECCが使えるAlder Lake版のXeonを待ちたい。

記事を漁っていると、ESXiの上でVMware Workstation Proを動かし、さらにその上でWindows11の動作を試みるものが。最新のWorkstationでは、TPMモジュールをゲスト環境にデバイスとして追加できる。

Windows11

ESXiでlubuntuのゲストOSを動かし、その上でWorkstation Proを動かし、さらにWindows11を動作させているところ。Workstation Proは30日の試用版。

ネットワークの設定をBridgeにするとパケットが外に出ず、NATで仮動作。Bridgeにしないとリモートデスクトップ接続ができず、テスト環境にならないけども。こちらは、不具合らしく、修正待ち。

Swap

lubuntuは、推奨通りにセットアップするとSWAPデバイスが用意されない。その場合、Workstation上のゲストOSが立ち上がらない。セットアップをやり直し、パーティションを手動で切って、SWAPを確保。

build-essential

Linux版のWorkstation Proは、実行形式で提供されるが、実行中、モジュールのコンパイルを行うので、あらかじめ、build-essentialのパッケージを追加。

vhv.allow

ゲストOSとしてのlubuntuの設定では、Workstation Proを動かすために、ハードウェア仮想化の機能をゲストOSに公開。

Access Control

ゲストOSとしてのWindows11の設定では、Access Controlで暗号化を選び、パスワードを設定。

VT-d

あわせて、TPMをデバイスとして追加。

セットアップのポイントは、だいたいこんな感じ。

taskmgr

タスクマネージャのようす。仮想環境を重ねているので、それなりにもっさりとした動作。テスト環境と割り切れば、使える範囲。

なお、ESXiを動かしているハードウェア自体は、Windows11の要件を満たしている。

さて、この先、Workstation Proのライセンス(2万円くらい)を導入するか、vSphere Essentialsのライセンス(6万円くらい、TPM機能をESXiに提供)を導入するか。もう少し様子を見て。

QNAP 332Xでgitのリポジトリ管理 - gitea2021年03月07日 18:09

アプリ開発のメモをExcelで作成しているが、分量が増え、そろそろ使い勝手が限界。wikiでまとめてみようと、QNAPのContainer Stationのdockerイメージで、wiki.js を立ち上げる。これのバックアップや、別サイトへのクローンを想定し、gitのリポジトリを用意する。

候補としては、GitLabがあるが、公式はARM64のイメージを用意しておらず、有志のイメージでさっと動くものがない様子。x64版はあり、巷の記事はこれについてのもの。

代替として、ESXi上のubuntuのゲストOS上にDockerの環境を用意し、セットアップしてみる。メモリは4GBでぴったり。余裕を持った運用には、5GBくらいは要る。

gitea 初期設定

少し運用しているうち、giteaならば、ARM64のイメージがあることに気づく。Container Stationで起動すると、初期設定画面が開く。サーバーのホスト名など、後で変更ができないので、ここで設定をさぼらない。最初、DHCPで取得したアドレスを設定して、作り直すことに。

gitea ダッシュボード

ログイン後に表示されるダッシュボードの画面。

giteaコード参照画面

プッシュしたコードの閲覧画面。全般にGitLabに比べシンプルだが、個人のコード管理には十分。運用面は、使い込んでから。

応答性は、SSDで動かしているESXi上のGitLabに比べると、やや劣る。CPUもやや非力か。SSDを増設したくなる。

Container Stationリソース状況

QNAPのContainer Stationのリソース表示画面。wiki.jsとgiteaで動かしてこんなところ。メモリは4GB弱を消費(16GB搭載で20%ほど)。NASとはいえ、dockerを運用するなら、8GBくらいは必要そう。低価格帯のNASは、メモリ8GB上限の機種が多いのに留意。ARMの64bit版は、メモリを積めて重宝するが、なかなか定番にならない。

QNAP 332X - QuMagie による写真の認識2020年10月01日 16:53

QNAPのNASにQuMagieという写真管理のアプリがあり、機械学習による認識が便利、ということで導入してみる。QTS4.4.1からの機能。

QuMagie

導入すると、最初にサムネイル(縮小表示)を生成する。

人の顔認識

あわせて人の顔の認識処理が行われる。これは、主にFalcomからダウンロードした画像から認識されたもの。

正面だけでなく、横向きや上向きも認識。写真の片隅に辛うじて写っていたものなんかもあって驚く。ここにあるイラストに加え、もちろん実写、任天堂のMiiなどからも顔を拾い上げてくれる。ただし、白黒のコミックからは拾っていない。カラー画像が対象のよう。

顔の誤認識

とはいえ、中には変なのも拾ってくる。それでも実用性は結構高い。

列車

人の顔以外にも、数十のカテゴリの認識も試みる。これは列車。

ハンバーガー

ハンバーガー。モスもマックも大丈夫。

パン

パンというか焼き物。

日の入

日の入り、なんてのも。

霧

霧の風景。

人の顔と異なり、それ以外の認識の精度はそこそこ。猫の写真は数百はあるはずだが、認識したのは数十。犬や虎にも混じる。それでも、意外な発見はあるのでおもしろい。

CPUとメモリの使用率

写真のサムネイル作成と認識処理中のCPUとメモリの使用量。メモリは1GBくらい使う。332Xの場合、標準の2GBのメモリでは足りなくなりそう。4GBは欲しい。作業時間は、写真の総数35000くらいで、夜からはじめて次の日の午後くらいまで。

Windowsタブレットはいつ捨てるべきか2020年10月01日 16:04


Digginnos処分

4年ほど、アプリのテスト用などに使用してきたWindowsタブレット。Windows Updateに失敗するようになる。

調べてみると、バッテリーがへたっている。給電用のUSBケーブルを抜くと、OSがすっと落ちる。そのUSBケーブルも給電能力が低く、Windows UpdateなどでCPU使用率が上がると、電力不足に陥っていた様子。タスクバーのバッテリーアイコンが満杯を示していたので油断した。

このままでは使用に耐えないので、初期状態に戻して処分。これで記録されている中身を消去。本当は、初期状態に戻す処理も途中で中断し難儀して、USBケーブルをとっかえひっかえしたところ。こうなる前に処分すべきだったか。

一つ前のWindowsタブレットは、バッテリーが膨らんで処分。その前は、電源スイッチまわりが故障して起動しなくなり処分。バッテリーやストレージが交換できない機械は、捨てるために中身を消去するのも危うい。できることの多い代わりに、高い処理能力を求めるWindowsは、しっかりしたハードウェアが必要で、安価なタブレットには向かないか。

QNAP 332x 振動対策2020年09月16日 12:56

春に導入したQNAP 332x。順調に稼働していたが、夏場になり、ファンの振動によるものか、筐体がブルブル震える。安価な機種であり、外殻は薄いプラスチック。左右のかみ合わせも、ぴちっとした感じではないので、さもありなん。

ファンへのワッシャー取り付け

制振ワッシャーを購入して、ファンの取り付け部に挟み込む。こちら、M4ミリのワッシャー。

ストレージ収容部へのワッシャー取り付け

ハードディスクを取り付ける枠を本体に取り付ける部分にも挟み込む。こちら、M3ミリ。

長尾製作所のポロンワッシャー

見つけたのは、長尾製作所のもの。PCショップで見つけたものだが、ヨドバシでも取り扱いがあったので(商品説明は足りないけど)、送料節約と、買い物ついでにカゴに投入。型番の小さい方がM4。

ちょっと涼しくなったので、効果の程がわかるのは先になりそう。

P.S.
振動を抑えるには、プラスチックの筐体と中の金属のフレームを留めるネジに噛ませる必要があるみたい。

foobar2000サーバ更改 Gemini Lake NUC2020年08月29日 13:20


Gemini Lake NUC

10年選手のノートPCで凌いでいたfoobar2000サーバだが、ようやくの更改。Pentium J5005;Gemini LakeのNUC。少し古いが、性能と消費電力のバランスがいい。メモリもたくさん積めるらしい。Gemini Lake Refresh版を期待していたが、登場する気配がない。

top

CPU使用率。foobar2000とwineで120%くらい。2coreあれば足りるくらい。これなら音が割れることはない。メモリは手持ちの2GBで、ほぼいっぱい。J5005は4coreなので、メモリを積めば、dockerのアプリサーバにも使えるかも。

asoundrc

OSは、lubuntu20.04.1LTS。alsaでの、USBオーディオの認識に少し手間取る。18.04はあっさりだったのに。.asoundrcを記述して、デフォルトのデバイスを入れ替えて、なんとか。

P.S.
CPU使用率は、ライブラリのスキャンが終わって安定すると30%くらい。メモリは、8GBのモジュールに交換。無事に認識。

誰がどこからアサブロに来ているのか - GoatCounter導入2020年07月15日 13:05

Gigazineで紹介されていたGoatCounter。どうせ、アクセスしているのはロボットでしょ。という仮説を確認してみる。

一週間のアクセス

ここ一週間のアクセス。最近の記事ではなく、結構古い記事がバラバラとアクセスされている。アクセス順位の変化は、新規記事の投稿によるものではなさそう。

アクセス元

アクセス元の一覧。8割方がGoogle。どのような言葉が検索されるかで、アクセス数が変わる。巷が逆らえないのもむべなるかな。

(unknown)は、ブックマークから直接アクセスするような場合。固定の読者が多ければ、ここの比率が増えそう。

アサブロの設定

asabloで使用する場合は、GoatCounterでユーザ登録し、自分用のURLをHTMLカスタマイズで設定。body要素の閉じタグ直前がおすすめとのこと。

Microsoft Launcher2020年07月02日 19:52

Windows10 mobileのサポートが終了してしばらく。さすがに、乗換が必要かとAndroidスマートフォンを導入。これまで使用してきたものは、夏場の散歩やサイクリングに連れ回すと、ひと夏でバッテリーが膨らみ始めるので、タフネス用途のTorqueの一世代前を中古で。腕に巻くのが嫌でなければ、G-Shockにするところ。

Androidは8まで上げられるので、数年は持つはず。仕事で収入を得るための機材でもなければ、減価償却費は月に1000円を越えないくらいを、購入の目安に。ハードウェアが無事でもAndroidのサポートが切れていくので、高級機種には手を出せない。

SIMカードの状態

auのお店でSIMロック解除。このご時世に現金のみというのが、天に唾する感じ。

持ち帰り、届いたau回線用のSIMフリーのSIMカードを装着するが、うまくいかない。SIMカードの状態を更新する必要がある。使用可能、になればOK。

次いで、APNの設定。設定を保存すると、アンテナは立つが、データ通信が開通しない。こちらは、一度シャットダウンして、立ち上げ直して、開通。

Launcher

慣れないAndroidの操作を試しつつ、Microsoft Launcherを導入。ブラウザもEdge。PCとの連携はOneDrive。キーボードにMicrosoft Swiftkey。表向きは、MSのスマートフォン。

Google Playストア以外は、GoogleのIDは使用せず。油断するとあちこちのITの巨人に行動を把握されてしまうので、せめてもの抵抗に一箇所だけに。

feed

Launcherで右にスワイプすると、フィードと呼ぶ画面が現れる。カレンダーやタスク、メモ、などが使いやすくまとめられているが、このカレンダーがOutlookのカレンダーと同期しない。このあたり、作り込みはこれから。