QNAP 332X バックアップ設定 ― 2020年03月24日 08:59
移行作業のおわりに、バックアップの設定。
外部ストレージへのバックアップ、Cloudへのバックアップ等、HBS 3にまとめられている。はじめにAWS S3へのバックアップを移行前にあわせて設定。同期のメニューから、一方向同期ジョブの作成を選択。
S3を選択。以前に比べて、選択肢は充実。
AWSコンソールで作成したAccessKeyとSecurityKeyを設定して、バケットを選択。キー設定はアカウントに紐付けられ、ジョブごとに登録する必要がなくなり楽に。
ジョブを作成。従来、フォルダごとにジョブを作成する必要があったが、HBS 3では、複数のフォルダを登録できる。ひとつのフォルダに同期するものとそうでないものが混在するときに、重宝。
スケジュールを設定。
一覧で確認。文書用と写真用の2つにまとまり、すっきり。
ジョブの実行状況の一覧でも確認。
夜の実行結果を朝に確認。移行前のバックアップと整合性がとれていなかったら、との心配があったが、無事に差分のみアップロードされていて安心。(スナップショットは数日後のもの)
次は、ローカルに接続する外部ストレージへのバックアップを設定。災害でもあれば、これをもって逃げ出す用。Cloudには、動画や音楽は同期していない。
USB3でクレードルに挿したディスクを接続。RAID1を組んでいるのと同じディスク。「ストレージ&スナップショット」の外部ストレージのメニューから、認識を確認後、フォーマット。
HBS 3に戻り、ローカルNASを同期先に選択。外部ストレージを選んで、バックアップジョブを作成。
ジョブを実行。容量4.25TBで、22時間ほど。50~60MB/秒くらいのスループット。ディスク単体の能力も上がっているが、eSATAからUSB3になったのもスループット向上に貢献。最初は、どうしても時間がかかるが、普段実行していれば、移行前の準備時間は節約できる。
シャーロック・ホームズの冒険 ― 2020年03月28日 17:32
国内でパブリックドメンの本というと、青空文庫が有名。では、英語の本では?と探してみると、Standard EBOOKSやHathiTrust Digital Libraryなどがあることがわかる。
試しにと、最初の頃に挑戦したシャーロック・ホームズものを読む。Kindleフォーマットのものをダウンロードし、Kindleに登録。
そういえば、翻訳も、少年文庫的なものしか読んでないような、ということで、角川の新しめの翻訳を選んで一緒に読み進める。
英語の本の方は、かつて、Penguin Booksで持っていた本と変わらない印象。挿絵はないが、Kindleで読みやすいように整えられている。Kindle用には、ホームズの物語は、有料無料含めていろいろAmazonで入手できる。手許にも安価なもの作品集が、ひとつあるが、段組が崩れている箇所があったり、とりあえず電子化しました、というレベルのもの。それに比べると、よい出来。
最後から2つめの"The Adventure of the Beryl Coronet"では、コナン君も引用していたように記憶している有名な台詞を発見。Kindleの位置情報で4329/4899あたり。
"It is an old maxim of mine that when you have excluded the impossible, whatever remains, however improbable, must be the truth."
不可能を取り除いていった先、そこに残ったもの、それがいかに本当とは思えないものであっても、まず間違いなく真実、真相である。
翻訳の方は、用語の選択やセリフ回しに、少々の違和感。ホームズが、あまり賢そうな姿で浮かび上がってこない。これは、ジェレミー・ブレットのTVドラマの印象が強いせいかも。翻訳で印象はずいぶんと変わるもの、と改めて印象づけられる。
ジェレミー・ブレットのTVドラマのDVD BOOK。付属の冊子には、台詞が対訳で載っている。元の本の台詞とほぼ変わらないが、映像化にあたり、どう取捨したかを見るのも勉強になる。
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