成田空港、空の駅ふたつ ― 2017年02月16日 17:55
成田空港の近辺には、空の駅がふたつある。道の駅とどう違うのか。訪ねてみる。
ひとつめ。空の駅 さくら館。
中にある軽食スペース。パンやおにぎり、お弁当、コーヒーなどの飲料がそろう。ほかに、お土産物、地元の野菜などの産品。圧巻なのは、軽食スペース奥のフライトショップ・チャーリイズ。飛行機の座席から計器類にタイヤといろいろ揃えるが、売れるものなのか。
外に出て、少し登ると展望広場。北西方向に飛び立つ飛行機がよく見える。カメラマンも多数。ひっきりなしに飛び立つので、撮り始めると止まらない。確かに楽しい。
ふたつめの空の駅の手前には、ひこうきの丘。南東方向に飛び立つ飛行機がよく見える。助走からしっかり追えるので、こちらの方がお勧め。A320あたりが軽々飛び立つのに対し、貨物便は重そうに飛び立つのがよくわかる。
ひこうきの丘から少しで、空の駅 風和里しばやま。時間帯にもよるのだろうが、こちらの方が賑わう。名産品や地元産品の売り場も充実。隣にレストラン。遅いお昼だったが、名前を書いて呼び出されるまで結構時間がかかっている様子。
駐車場には飛行機。道を間違えて航空科学博物館に来てしまったかと。
店の前の広場には多数のベンチ。天気がよいので、お昼はここで。右が一番人気というピーナッツパン。おにぎりは、さくら館で購入したもの。
道路向こうの駐車場の脇には、成田空港内で活躍していたシャトルシステムの展示。こんなところにも鉄道(?)遺産。
芝山古墳・はにわ博物館 ― 2017年02月16日 18:24
空の駅から足をのばして、芝山町へ。以前、公津ヶ原の古墳群を巡ったが、そのときお世話になった芝山古墳・はにわ博物館を目指す。
芝山仁王尊を過ぎてすぐのところ。かまぼこ形の建物。
ロビーには、はにわの複製品。3部屋ほどの展示。学校の見学で訪れることが多いのか、小学生向きの解説がならぶ。1時間弱の滞在中、来場者は自分のみ。
文字の伝わらない時代のこと、出土品中心の展示で、なにかはっきりとした史実が示されるわけではないが、房総のこの地に数多くの古墳があり、それがどのようにしてか畿内の勢力に飲み込まれていく、そこにどのような人の営みがあったのか、つい、思いを馳せてしまう。
館を出て庭を見ると、水仙が見事な黄を咲かす。
帰りは、富里に抜ける。と、畑のならぶ中に馬の姿。見たところ、サラブレッドのよう。午後の陽のもとで草を食む。
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