大豆ミート2020年06月09日 20:24


大豆ミートメンチ

うわさの伊藤ハムの大豆ミートのメンチカツ。実際のところ、お揚げや厚揚げ好きなので、大豆ミートにする必要はないのだけど、店頭で見かけ、興味に負けて購入。

お味の方は、予想以上にメンチカツ。再現度でいえば、うなぎの世界のうな次郎に匹敵。とはいえ、メンチカツの醍醐味の一つである噛んだときにジュワーと来る脂の風味はない。ここを必須と考えるかどうかで判断は分かれそう。

戻した大豆ミート

こちらは、これまでの大豆ミートをお湯で戻したところ。この手間をなくした製品が出回り始めている。メンチカツは、そのさらに応用品。

コンソメ煮

夏野菜とのコンソメ煮。食感はお肉だが、味と脂がない。だしを効かせるなり、香辛料を効かせるなり、工夫が要る。あっさり目の肉豆腐もどきではもの足りなかった。お肉の増量剤としてよく使われる所以。そう考えると、先のメンチカツは頑張っている。

食肉を得るには、穀物を含む飼料を大量に必要とする。日本で食肉が普及しなかったのも、仏の教えというよりも、飼料の確保ができなかったのが主因では。お肉好きには悪いが、食料生産の伸びを考えると、数世代先、今と同じようにお肉をいただけるかは微妙。これを踏まえての試みと考えるのは読み過ぎか。