今日はピッタリ256点!2019年02月21日 15:26


暮井慧

先日の秋葉原巡りの戦利品。ダウンロードサイトでも配信されているようす

一曲目の「{re}coding」の方は、プログラミングやりましょ、と、すこし前のめり。二曲目の「アルゴリズミックえぶりでい」になると、そのあたり力が抜けて、プログラミングが日常になじんできた感じ。ちょっとばかっぽくて「歌 ピーチ・マキ」にも聞こえないことも。

歌詞は、それっぽいが、新旧のフレーズが入り交じる。最近では256を意識するのは、RGBくらい?FIFOやLIFOもスタック操作を意識しない今では、どうでしょう。CやJava系列というより、アセンブラやFortran系列っぽい感じ。queryも出てくるから、SQLもか。苦笑しながら聞くのも楽しい。

歌い手氏は、意味はわかっていないけど感覚で歌っています、ということらしいが、プログラミングが必修化されて10年ちょっとも経てば、専攻してました/得意科目でした、という声優/歌い手さんなんかも出てくるのでしょうねえ。

Doby Atmos体験2018年04月20日 11:44

岩浪音響監督が、是非、と何度もつぶやいていらっしゃるので、幕張新都心に出掛ける。

Dolby Atmos

ガルパン最終章の第一話。平日夜、2週目の終わり。念のため予約して出掛けたが、10名程度の入り。他の劇場は終演したところも多いが、こちらは3周目もある様子。

最初に、Dolby Atmosの紹介を兼ねてデモ映像が流れる。飛行機などが、後方から頭の上を通り過ぎていく様子がよくわかる。

そして本編。最初のうちは、音に集中しようと構えていたが、だんだん、物語に熱中して、気がつくとタイトルロール。実際のところ、それほど上部から音が響くようなシーンはなく、同じ劇場で前に見たときと確かにここが違う、これだ、と実感することは叶わず。それでも音に囲まれるシーンは格別。まあ、物語に集中できたのだから、製作者の意図通りではあるのだけど。

第二話以降、もっとわかるシーンが増えてくることを期待しつつ、しばし。

成田太鼓祭2017年04月15日 16:28

今週末は、成田山で太鼓祭。関東を中心に太鼓の演奏者が集う。表参道から境内まで、一往復するだけで、いろいろなチームの演奏を楽しめる。1ステージは30分くらい。

木更津の太鼓

総門右手の広場。木更津から、高校生のチーム。中高生の団体も多く参加。

尾張の太鼓

総門正面、信徒会館の広場。尾張のチーム。通りがかったときは、アジア風のリズムを奏でる。

銚子の太鼓

観光館の前は、銚子のチーム。こちらは伝統芸。

東京の太鼓

薬師堂前は、東京から。今年からプロ活動を始めたチーム。実力派。

印旛の太鼓

上町のステージ。印旛の女性ばかりのチーム。

ラテンの太鼓

信金前では、ラテンのスチールドラムの演奏。和太鼓ばかりではない。

九十九里の太鼓

表参道からは行って最初の花咲町のステージは、九十九里のチーム。和太鼓で締めくくる。

やはり人の集う催しが盛んだと、門前は賑わう。

Giuliano Carmignola with Venice Baroque Orchestra @三鷹2015年10月24日 23:04

久しぶりのコンサート。今日は三鷹。

三鷹市芸術文化センター

会場の三鷹市芸術文化センター。定員は600人余。箱形で三方を二階席が囲む。昔のカザルスホールに似ている。今回は、よく見えるように二階席。会場は撮影禁止。

Giuliano Calmignola with Venice Baroque Orchestra

奏者は、Giuliano CarmignolaとVenice Baroque Orchestra。気心の知れた組み合わせ。個人的には、2010年の来日以来。演目は、All Venice Program。A.Vivaldiを中心に、Veniceで同時期(18世紀前半のあたり、日本だと将軍吉宗の頃)に活躍した作曲家の作品から。紀尾井ホールの公演もあったが、こちらは半分が、J.S.Bachのプログラム。ここは、Vivaldiを堪能したく、三鷹へ。

演奏は、前回と同じく、最初の数曲をオーケストラの面々が熱演し、場が暖まったところで、Carmignolaが登場。実際のところは、ソロが引き立つ演目なってから登場というところ。

今回は、プログラムに楽器の紹介はないが、艶のある音色は健在。見事な弦さばきを見ていると、バイオリンは、大柄なイタリア男性の体格に合わせて設計されているのだと思えてくる(小柄な方にはごめんなさい)。オーケストラ共々、キレのある演奏。ソロと合奏の掛け合い、間と呼吸の見事さ。生ならではの、全身で感じる音の厚み。

Veniceに縁の曲のなせる技か、奏者もどんどん調子に乗ってくる。よほど、気分がよかったのか、4曲ものアンコール。CDになっている2台のヴァイオリンのための協奏曲や、四季の夏からなど。四季が奏せられて終わりと皆が思った後の、最後のアンコールには会場がどよめく。

アンコールの最後の方は最前列は立ち上がる人も大勢。さすがに光る棒は登場しないが、人気のパフォーマーのライブさながら。当時の演奏の様子はわからないが、曲想から判断するなら、行儀よすぎず、観客と距離感の近いライブのような演奏会もあっていい、と思えてくる。

Kenneth Weissチェンバロリサイタル2015年03月11日 22:41

久しぶりにコンサートに出掛ける。

Kenneth Weiss

Kenneth Weissのチェンバロリサイタル。J.S.Bachの平均律第一巻全曲。チェンバロの演奏会は、Gustav Leonhardtが来日の折は出掛けるようにしていたが、しばらく前に逝去。最後の来日は、震災の混乱の中、出掛けることあたわず。今回のKenneth Weissは、主催のAllegro Musicが満を持して招聘とのことで出掛けることに。

東京文化会館

場所は、東京文化会館小ホール。こちらもずいぶん久しぶりのはず。

CDのLeonhardtやWalchaが淡々と演奏するのに、普段聞き慣れていたところ、思いの外、情感たっぷりの弾き出しで驚く。最初は、慎重に森に踏み分けて入っていく印象。数曲を経て、自在に歩む様子に身を任せる。

観客の層は、さすがに年配の方が多い。ついで若い世代。自称音楽ファンが義務感で来ているような雰囲気はないのに助かる。しかし、ここしばらくどこの演奏会でも感じることだが、前のめりで聞き入る層が少ないと、少し充実感に欠けるのだよなあ。

J.S.Bach マタイ受難曲 Rudolf Mauersberger2014年01月21日 12:31


J.S.Bach マタイ受難曲
2013年末にUSのAmazon.comで衝動買いしたJ.S.Bachのマタイ受難曲のCDが到着。ドレスデン聖十字架合唱団、指揮Rudolf Mauersberger、1970年の録音。レーベルは、BERLIN Classics。2005年の版権表示あり。おそらく、はじめて購入したバッハのCDの復刻版。今日現在、日本のAmazonでは見つからない。


J.S.Bach マタイ受難曲
こちらが、以前に購入したCD。このときのレーベルは、DENON。1985年の発売とある。今でも一番のお気に入り。ずいぶん時間が経ち、劣化が心配だったので、渡りに船と飛びついた次第。新しい方を聴いてみた感じでは、やや音量が大きくなっており、音の輪郭がくっきりと聴きやすくなっている印象。


マタイ伝第26章1-2節
マタイ受難曲というと、聖書のことばをそのまま取り込んでいると習い、図書館で調べた記憶がある。そのときに複写した一節。マタイ伝第26章の1~2節。2曲目の福音史家の語りの部分。単語の形に違いはあるが、その通りであることを確認した次第。

1. Und es begab sich, da Jesus alle diese Reben vollendet hatte, sprach er zu seinen Jüngern:
2. Ihr wisset, daß nach zwei Tagen Ostern wird; und daß Menschen Sohn wird überantwortet werden, daß er gekreuzigt werde.

現代ドイツの聖書は、さすがに現代の言葉に替えてあるので、古い字体のルター訳聖書を探した。そのあと、丸善かどこかで1545年版の聖書の復刻版がならんでいるのを衝動買いしたのが手元にある。


Windows8.1 キーボード切替
ところで、Windows8.1になって、ドイツ語入力の切替が楽でうれしい。追加でドイツ語キーボードをインストールしておけば、Windowsキー+SPACEですぐに入力できる。CDのリッピングの時くらいしか使わないけど。

Weihnachtsoratorium2013年12月24日 20:40


Bach Weihnachtsoratorium
クリスマスには、クリスマスの曲を静かに聞く。お気に入りは、Dresdner Kreuzchor(ドレスデン聖十字架合唱団)のクリスマスオラトリオ(J.S.Bach)。はじめて聴いたころは、まだ東独だった。解説の日付は1976年。元来、クリスマスの日から新年にかけて演じるものとのことだが、まあ、一息に聴くのも許してもらおう。テノールのペーター・シュライヤーの福音史家の語りが好ましい。Kreuzchorには、マタイ受難曲の録音もあるが、そこでも福音史家を勤める。解説によると、ルカの福音書とマタイの福音書から、イエスの誕生にまつわる部分を歌詞に取り入れている。聖書の該当部分を開きながら聴くのもよい。


Schütz Weihnachtshistorie
J.S.Bachに遡ること、ほぼ1世紀前のHeinrich Schützにもクリスマスの曲がある。こちらもなかなかよい。Bachの曲がどちらかというとダイナミックなのに対し、厳かな感じ。

せっかくなので、Amazonで調べると、サン=サーンスにもクリスマスオラトリオがある。早速注文する。船便なので、到着は2月の上旬の見込み。ClassicやEarly Musicでは、日本のAmazonのほうが品揃えがよいことも多いが、今回はUSのAmazonの方が充実。

隅田トリフォニーホール2013年05月15日 22:51

音楽のつつましい願い
「音楽のつつましい願い(著;中沢新一、山本容子)」という本には音楽家を描く肖像画が収録されている。正確には、画を収録するために書かれた本、と言った方がいいのか。その画は隅田トリフォニーホールにあるというので、手近なコンサートがてら見に行った。
画は、小ホールのホワイエの周囲に掲示されている(http://www.triphony.com/hallguide/art.php)。予想と異なり天井に近い位置だったので、近視の身には少し残念だった。
コンサートは、新日フィルのメンバによる室内楽。オーケストラ曲をアレンジしたものなど、なかなか挑戦的であった。室内楽は、楽器も少ないだけに、個々の楽器の音と響きを分解能高く賞味でき、なかなか楽しい。