VMware Workstation 10上のWindows10でHyper-Vが動かず ― 2015年08月03日 09:38
アプリの提出が終わったので、Windows10のUWP用のアプリの開発に着手。結論を先に示すと、VMware Workstation 10では、Mobileのエミュレータが動作しない。
プロジェクトを作成しようとすると、ユニバーサルWindowsツールのインストールを求められる。VS2015では、最初に全部インストールするのではなく、必要の都度、機能をインストールする作りになっている様子。このツールは、4GBほど。
テスト用のエミュレータは、電話は別にセットアップを求められる。また、4GBほど。そろそろローカルディスク40GBでは足りなくなり、領域拡張。
セットアップが終わると、Mobile Emulatorが5種追加される。
いざ、実行。しかし、Hyper-Vが動かないとエラー。
VMware Workstation 10でHyper-Vを動かすための手順がMSのサイトにある。以前、VMware Workstation 10でWindows Phoneのエミュレータを動かす設定を確認したが、これの更新版。
※手順を載せたMSのサイト
しかし、動かない。ダイアログの「More information」をクリックすると対処が示される。
コントロールパネルのWindowsの機能を確認せよ、というので見てみるが問題なし。CoreinfoやMachineSLATStatusCheckツールの出力も問題なし。なお、Windows10では、コントロールパネルのこの画面にたどりつくのが一苦労。スタート画面の「設定」からではなく、エクスプローラのrootからいく方が早い。
かわりにちょっとした副作用。上記の設定を行うと、タスクマネージャーのCPUの表示が0になる。同等の設定をしてもWindows8.1ではこうはならなかった。推測するに、Windows10のCPU制御周りの変更で、Windows8.1で通用していた対処が効かなくなったのではないか。
※おそらく、vmxファイルの「hypervisor.cpuid.v0」の設定
VMwareのサイトも探してみたが、Windows10が出てから日が浅いこともあり、有効な情報を見つけられていない。Workstation 11にすればという期待もあるが、確証がない。当面、エミュレータでのMobileのテストは先延ばしにして、開発を進めることにする。Mobileの実機が出る頃には、なんとなるといいが。
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