Seagate SMR? の使い勝手2020年05月15日 09:51


Seagate ST8000

更改したNASに搭載しているのは、SeagateのST8000。ミラーで利用。メーカーのお勧めは、NAS用だろうが、同じ予算ならドライブ数を増やすほうがいいのが経験則。バックアップ用と故障時の取り替え用に、追加で2つ。高いドライブを選んで、予備を減らすのは悪手。

大きなファイルのコピー

更改前のNASで利用していたST4000やST2000とは、少々使い勝手が変わる。

上は、大きなファイル(仮想マシンのディスクイメージ)をコピーしたときの様子。ひとつのファイルのコピー中、100MB/sを越えることもあれば、ぐっと落ち込むことも。平均では好成績。記録密度が上がっている恩恵。ただし、処理時間の予測は難しい。対して、同じミラーの構成で、ST4000やST2000では、コンスタントに25~30MB/sを出していた。

ST8000はSMRとされているので、その特性か。それとも、QNAPのOSの動きが変わったか。とはいえ、文書や写真の参照編集などの普段使いで気になることはない。

強いて気になるといえば、夜間などアクセスがないときに、時にコロコロと動作音がするところ。高密度記録と性能を両立するために、いろいろと複雑な造りになっている。そのためのメンテナンス処理が走るのだろう。

Medalist

以前から、基本はSeagate派。古そうなところでは、Medalistなんてのも。

Barracuda

その後は、皆が憧れたBarracuda。今も残るブランド。

Cheetah

それでも本命は、Cheetah。束ねて帯域と速度を稼いでいたが、SSDの登場でスピード競争の主役は交代。

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