Kindle FireをAmazon.comのアカウントで ― 2018年12月10日 17:56

古くなってバッテリがへたったKindleの代わりにと、セール中のKindle Fireを入手。最初のセットアップ時に、接続先を求められるので、Amazon.comのアカウントを指定すると、何事もなく、USの方のアカウントでセットアップされる。日米とも同じメールアドレスで登録しているので、少し心配したが問題なし。
バッテリの減りは少し早い気もするが、この値段にしては驚くほど軽快に動く。そして、Alexa。少々悔しいがCortanaよりもしっかり認識する(英語のせいか)。それでも、的確に動作させるのはコツが要りそう。"Alexa, please read my book."で読みかけの本を声に出して読んでくれるのだけど、ページ番号を指定しても、「前の続きから読みます」、みたいな感じ。また、Kindleの本の機能とは別なので、ページ送りはしてくれない。ここはちょっと残念。
P.S.
ページ番号は、"at"で指示すれば、きちんと認識してくれた。
横川、妙義湖、妙義神社、妙義山 ― 2018年12月15日 13:54
冬の18切符。妙義神社をめざす。

横川駅。高崎で信越本線乗り換えが1分だったが、隣のホームで慌てずに済む。乗客は、高校生の通学客が大勢。3駅ほどに高校があるらしく、次第に乗客は姿を消し、横川では車両に数名。

線路向こうの中山道に渡り、おぎのやの前を通りかかると、釜飯の炊けるいい匂いが香る。

少し先で右に折れ、碓氷川を渡る。

しばらくで、群馬県の天然記念物、中木のさざんか。あたりに鮮やかな花びらが散る。

このあたりは、庚申塚がよく目につく。

道なりで妙義湖。

少し戻って、分岐を進むとダムの正面に出る。

このあたり特有の岩山。陽の加減でさまざまな姿を見せる。

きのこ農場を過ぎてしばらくで、妙義神社の黒門に至る道が林の中に開ける。

木立の中を枯れ枝と枯れ葉を踏んで進む。枯れ葉で道がわかりにくくなっているので、人工物を頼りに進む。倒木も多い。

林を抜けると黒門。ここまでの道は、関東ふれあいの道、「旧道裏妙義のみち」。

住宅街を抜けると正面の鳥居。近くのお店の方に声をかけられ、「登山まっぷ」をいただく。

鳥居を抜けて、妙義神社。

総門。

銅鳥居。

本殿への長い階段。右手に迂回路がある。

本殿。祈祷中だったので、そっと賽銭を入れ、横に離れて参拝。

本殿を右に進むと、白雲山への登山口。ここは上級者向け。新・分県登山ガイド「群馬県の山」、「47 表妙義自然探勝路」の方をめざす。

とはいえ、神社裏からの道は、第2見晴の先で通行止め。総門まで降りて、車道を金鶏山の方に向かう。

西側に抜けると赤門。

少し進むと登山道入口。神社裏につながるので、先に進む。

狭いながら歩道のついた車道をそのまま進むともう一つの登山道入口。ここから登る。

少し登ると大人場。

ここで上に抜ける中間道と、一本杉をめざす分岐。ここまででやや疲れが出てきたので、一本杉の方をめざす。とはいえ、あとから気づけば、ほぼ登り。

しばらくで、妙義山の大きな看板。振り向けば、見事な山容。

さらに登って、金鶏山が正面に見える見晴らし。

登り切ると一本杉。GPSを見ると、標高720mほど。結局200mほどの登り。

そのまま過ぎると車道への出口。

車道をそのまま進む。右手に人の頭のようにも見える岩容が姿を現す。

しばらくで、妙義公園の無料休憩場。閉まっているようだったが。

すぐ先に石門群登山道。

この先は、鎖場を越えつつ、いくつもの石門をめざすのだが、体力切れ。少し進んで、第一石門を遠くに見て、折り返す。

岩山の反対側、下仁田の方面だろうか、こちらの眺めもいい。

赤門の手前まで引き返し、妙義ふれあいプラザに向かい、「もみじの湯」で身体をほぐす。寒いだけに、露天が気持ちよい。前回の峠の湯は、裏妙義。こちらは、表妙義を眺めながらの湯。疲れたところに長湯でのぼせたのは失敗。

遅い昼食。ランチセット。そばと舞茸がおいしい。量は少なめ。熱いそばの方が良かったかも。

遠回りの車道を嫌い、駐車場脇から、俳句の道を下る。

道の駅みょうぎ。近所の旅館街に遠慮したのか、小ぶりな店構え。

帰りは松井田の駅に下る。信越線沿線。田畑ばかりと思いきや、工場が目につく。信越化学があるくらいだから当然なのだが。

駅に着いて程なくで下り列車。帰宅の高校生と乗り込む。
甲府、恵那 ― 2018年12月21日 13:49
冬の18切符。気になる地名メモを見渡して、美濃へ。いつも通り、東海道からのつもりで旅程を組んだが、中山道の方が順路かも、と急遽変更。

常磐線、山手線、中央線と早朝の割には接続して、高尾。神田乗り換えでもよかったとあとから気づく。

橙色の列車に別れを告げ、青系に乗り継ぐ。

甲府。東海道の旅程のままに早出したので1時間ほど余裕。

駅からすぐとのことで甲府城跡。

天守台。

西の山並みの向こうに白雪が覗く。南アルプスの山並みか。

左に目を向けると寒そうな富士山。鉄塔や看板が少々邪魔。天守台の端まできてなんとか。

駅前の信玄公は冬に向けての準備中。

駅なかでは、甲府開府500年を記念した展示。

駅には、EH200。青い稲妻ですか。

駅を出てしばらくして車中からの富士山。少し表情が和らぐ。

諏訪湖を抜けて塩尻。いちばん寒そうな諏訪湖近辺の学生の格好がいちばん寒そうな不思議。見栄を張りたい土地柄なのか。

改札に上がるとそば屋の狭い扉。ひとりかふたりなら、改札をくぐらないでも食べていける。

こちらは改札を抜けて、待合室内のカウンターへ。わさび菜のおそば。こしが強いやや平麺でなかなかおいしい。

木曽路を下る。眺望は、名古屋に向かって右に開ける。広い水面に狭い水面、河原の大石、ダムに発電所、木材の集積所。

ここまで来て、日陰にようやく雪のあと。

落合川を過ぎて、落合ダム。

恵那に到着。

ここには、EF64。中央本線も貨物列車の宝庫。コンテナも多いが、石油輸送も多い。

駅を出て見渡すと白い煙を吐く煙突が多数。調べると製紙所。

明日は岩村城址。

中央通りを抜け、今の中山道に出るとお店はいくつもあるが、今日は手前のスーパーのイートインで軽くおそばと五平餅のセット。この先、五平餅にはお世話になる。
恵那、岩村城跡、明智、関 ― 2018年12月22日 10:51
冬の18切符旅、美濃行、二日目。明知鉄道乗りつぶし。

明知鉄道恵那駅。JRの右方。

明知鉄道全線フリー切符。明智までの往復くらいのお値段。朝、窓口が開くのを待って購入。

明知鉄道の駅名標。

ホームに入線。通学の学生が多い。沿線に3つほど高校があり、恵那で降りるもの、その先をめざすもの。信越本線に似た光景。恵那を出た車両は、しばらく霧のなかを登る。

岩村で下車。

復元された腕木式信号機。

駅を出て、案内に従い、右手に進むと伝鴨長明塚。

しばらくして、古い街並みに抜ける。

懐かしい感じの看板。

標高も高く、さすがに寒い。屋根から水蒸気が上る。

街並みを抜けると太鼓櫓。江戸の世になって山から下りてきた城主の館があったあたり。

櫓のそばに楷樹。大正時代、曲阜から贈られたとある。漢和辞典の楷書の字源に出てくる図に似ているだろうか。

振り返ると、山あいに雲海。あの中を抜けてきた。

岩村城登城口。

石畳の急坂。標高で200m、道程は600mほど。階段ではなく斜面。滑るので登山靴が正解。

本丸まで400m。

本丸まで200m。途中、道は幾度と折れ曲がる。

本丸まで100m。八幡神社がある。

本丸の石垣が見えてきた。

本丸の全景。

奥まったところに岩村城跡の標識。

本丸から山側の眺望。

降りて裏手に向かう。石垣が見事。

車道に出て、出丸が駐車場になっている。休憩所。

道を戻り、本丸に登るところの石垣。六段壁。補強を重ねたあと。

もと来た道を戻る。下りの方が滑るので気を遣う。朝早かったからか、ここまで誰にも会わない。

下りきって、太鼓櫓の奥には岩村歴史資料館。フリー切符を提示すると100円引き。ちょうど、岩村城に縁の刀剣を展示中。室町から江戸にかけてのもの。

街並みを散策。いくつかの旧家が無料で公開されている。ここは、鉄砲鍛冶の加納家。

火縄銃。長い。

カステラのお店が目につく。ひとつ500円ほどと手軽。お土産にひとつ。

岩村駅に戻る。

カステラと一緒に買ったシュークリームで一息。

駅中の喫茶店には、駅弁ならぬ、駅丼。

向かいに急行大正ロマン号が入線。食堂車の併結はなし。

こちらは、基本塗装の車両が入線。明智に向かう。

明智駅。周囲には、光秀を推す幟が立つ。

大正村。テーマパークなつくり。

旧大正村の村役場。

光秀の御霊廟。駅からの往復で30分ほど。明智城はこの先650mほど。ちょっと時間が無い。

明智を出て、山岡で下車。

往路の車中で気になった、かんてんかん。寒天の産地だからか。

展示スペース。

奥にレストラン。遅めの昼食。寒天をあしらったお膳。再び五平餅。

恵那に戻って、名古屋行きで多治見。

太多線(たいたせん)に乗り換え。エンジン音を聞いて、非電化区間に気づく。

可児を過ぎて、川幅の広がった木曽川に再会。

美濃太田。

長良川鉄道に乗り換え。こちらも初乗車。

関にて下車。長良川河畔の宿にて泊。
弥勒寺官衙遺跡、弁天島 ― 2018年12月23日 16:50
冬の18切符旅、美濃行の3日目。

そのまえに昨日の松浦軒のカステーラ。結局、途中で機会が無く、家まで持ち帰る。包みを開くと、松浦軒、の焼き印。

長崎カステラの金色の豪華な感じとは違う。ぎゅっと詰まってほろほろ崩れる食感。

さて、朝食を終え、宿の近くの河原に下りて、長良川。水鳥が飛び立つのを聞く。
戻って、すぐそばの弥勒寺官衙遺跡群。岩波新書のシリーズ日本の古代史3、「飛鳥の都」に詳説の場所。地方行政の拠点となる評(こおり)が置かれたところ。長良川を水運として用いるによい場所だったよう。

案内板によると正倉院があったところ。稲倉など。

同じく、郡庁院のあったところ。政務などを行う。

今の弥勒寺。

かつての弥勒寺は、西の竹藪の先。この先が講堂跡。右手に塔もあったよう。近所にある白凰時代の寺院とのつながりに思いを馳せる。

しばし散策の後、裏手の竹林を進むと円空のお墓。

ぐるりと竹林を抜けて円空館。開館前。

そのまま進むと長良川河畔。

昨晩通った鮎の瀬橋に戻る。

関に戻って、長良川鉄道で美濃太田へ。

美濃太田では、同じホームに岐阜行きと多治見行きが向かい合わせで並ぶ。知らずに、車両を探してしまう。

多治見から高蔵寺。手前の駅までは山峡だったのに急に開ける。

愛知環状鉄道で岡崎へ。これも初乗車で乗りつぶし。複線の路盤は出来ているが、単線。京成千原線のよう。

三河豊田駅。株主総会には来られないので、しっかり見ておく。

岡崎から東海道線。

豊橋乗り換えで、稲荷寿司と、いつもの大あんまき。

弁天島で下車。昼食と新幹線見物。

ゆるキャンな景色。風もあってかなり寒い。

ベンチで遅い昼食。駅弁の稲荷寿司は、甘さ控えめ。

富士山は、東京に向かって車窓の左側に現れるが、興津の先では少しだけ右側に現れる。

吉原の付近では、窓いっぱいに広がる。甲府からより少し優しい。
18切符で駅そばのはしご ― 2018年12月31日 16:39
冬の18切符。駅そばのはしごに出掛ける。遠出もいいが、こんなのもいい。

行徳のやしまで、ちくわそば。西葛西の本店は、去年、大晦日は店頭での年越しそばの販売のみだったので、こちらに。地元のお客で賑わう。行徳の地にも定着したようでなにより。

江戸川に足をのばす。川面に鴨が集う。

今日は猫も豊作。船宿に半分飼われているような猫が数多く棲む。陽が暖かいせいか、遊歩道のあたりに勢揃い。

外環も開通。歩道橋も工事途上だが通行できるように。

西船橋から常磐線に出て、我孫子の弥生軒で唐揚げそば。今日は1個。そばは、よくある駅そばだが、大きな唐揚げを載せて、これはこれで名物。張り紙によると常磐線のホームにある5号店は、この先、改修のため、しばらくお休み。
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