幕張、花見川 ― 2022年03月04日 08:09
津田沼イオン前庭の桜が咲き始める。
幕張駅構内に雛壇。
幕張駅北口は再開発中。コンビニも姿を消す。慌てて駅構内の売店へ。電子マネー各種が使えて一安心。
花見川。鴨たちが遊泳中。
川鵜はいつものひなたぼっこ。
椋鳥が木に鈴なりになる季節がまた。
花島公園の梅。だいぶ咲いてきた。
道ばたの水仙も、花が開きはじめる。
ここでも川縁の菜の花が咲き始め。
マジカルランド シリーズ;ロバート・アスプリン ― 2022年03月09日 14:48
水玉さんの挿絵つながりで、マジカルランドシリーズ。
翻訳は矢口悟氏で、早川FTから16冊。版切れで古書サイトでかき集める。
最初の巻は1978年刊で、訳本は1997年。その後、翻訳が追いついて、16巻は2005年刊で、訳本は2008年。平凡な人間のスキーヴが、異世界の魔物然とした魔術師オゥズ(登場早々に魔術の能力を失う)に師事して、続々登場するキャラクターたちとドタバタを繰り広げる。途中、ジョディ・リン・ナイが共著に加わる。
初巻の解説によると、ピアズ・アンソニイのザンス(Xanth)シリーズと並ぶ、ユーモア・ファンタジーの双璧。今、USのAmazon.comを見ると、XanthシリーズはKindle版も含めて健在なのに対し、マジカルランド(Myth)シリーズはほぼKindle化されず、古本がかろうじて。Xanthシリーズはファミリーコメディ寄り、Mythシリーズは社会風刺寄り。このあたりが、今の読者の獲得の差異につながっているか。ネット社会やクレジットカード社会を笑い飛ばすあたりは、そんなに古くないと思うのだけど。
ロバート・アスプリン氏は、2008年5月に逝去。上は、SFマガジン2008年8月号の記事。
翻訳は16巻までだが、シリーズは続き、Amazon.comで調べた範囲では、こんなところ。
2006 Myth-Gotten Gains;オゥズ活躍編。16巻のあとがきで訳者の予告はあったのだけど。
2007 Myth-Told Tales;短編集。
2008 Myth-Fortunes;オゥズ活躍編。
2009 Myth-Chief;スキーヴ活躍編。
2011 Myth-Interpretations;短編集。アスプリン未刊の短篇を含む。
2016 Myth-Fits;ジョディ・リン・ナイ単独作。
本作と言えば、章の前に付けられた巻頭言が秀逸。著名人の一言なのだが、著者の創作。いかにも言ってそうなところが面白い。身近なところでは、ドナルド・トランプ氏が1994年と2005年の巻に登場。ずいぶん前から、言動は注目されていたのだと知る。
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