QNAP 332Xでgitのリポジトリ管理 - gitea2021年03月07日 18:09

アプリ開発のメモをExcelで作成しているが、分量が増え、そろそろ使い勝手が限界。wikiでまとめてみようと、QNAPのContainer Stationのdockerイメージで、wiki.js を立ち上げる。これのバックアップや、別サイトへのクローンを想定し、gitのリポジトリを用意する。

候補としては、GitLabがあるが、公式はARM64のイメージを用意しておらず、有志のイメージでさっと動くものがない様子。x64版はあり、巷の記事はこれについてのもの。

代替として、ESXi上のubuntuのゲストOS上にDockerの環境を用意し、セットアップしてみる。メモリは4GBでぴったり。余裕を持った運用には、5GBくらいは要る。

gitea 初期設定

少し運用しているうち、giteaならば、ARM64のイメージがあることに気づく。Container Stationで起動すると、初期設定画面が開く。サーバーのホスト名など、後で変更ができないので、ここで設定をさぼらない。最初、DHCPで取得したアドレスを設定して、作り直すことに。

gitea ダッシュボード

ログイン後に表示されるダッシュボードの画面。

giteaコード参照画面

プッシュしたコードの閲覧画面。全般にGitLabに比べシンプルだが、個人のコード管理には十分。運用面は、使い込んでから。

応答性は、SSDで動かしているESXi上のGitLabに比べると、やや劣る。CPUもやや非力か。SSDを増設したくなる。

Container Stationリソース状況

QNAPのContainer Stationのリソース表示画面。wiki.jsとgiteaで動かしてこんなところ。メモリは4GB弱を消費(16GB搭載で20%ほど)。NASとはいえ、dockerを運用するなら、8GBくらいは必要そう。低価格帯のNASは、メモリ8GB上限の機種が多いのに留意。ARMの64bit版は、メモリを積めて重宝するが、なかなか定番にならない。