最後の挨拶2021年07月02日 19:58

冒険、回想、帰還、につづいて、最後の挨拶。英文と訳文の読み較べ。

His Last Bow

英文は、引き続き、Standard EBOOKSから。

最後の挨拶

訳書は、創元推理文庫から。2014年の訳とあって、これまででもっとも自然な読み口。ちょっと難しい単語を用いて雰囲気を出そうとしている節が少々。訳者の深町さんは、それなりの年代なので、自然と出てしまうか。末尾に(Kindleで95%くらいから)、戸川氏の解題と、日暮氏の解説。

英語版では回想に入っていた、The Cardboard Boxを収録。

物語の方は、ホームズもワトソンもやや説明口調が多め。その分わかりやすいとも言えるが、これまでのキレの良さがやや影を潜める。末尾の「最後の挨拶」は、ちょっと変わった書き口。前半、歴史小説のような展開。ドイルは、こちらが自分の本来の姿と主張しているようでもある。

Bruce-Partington Plansの事件では、ロンドンの地下鉄が活躍。ちょっと地上に出ている部分があって、丸ノ内線を知っているとイメージしやすい。現在の路線図と見比べると、London BridgeとAldgateがつながらない。London Bridge対岸のMonumentだと、うまくいく感じなのだけど。

短編集は、もう一つ、事件簿、があるが、こちら、米国では、著作権満了が2023年ころ、ということで、Standard EBOOKSでは未収録。Amazonで見ると、いろいろあるが、信頼ある出版処で、以前紙で読んだPenguinは少々お高いが、HarperCollinsなら300円くらいと、それほどでもない。まあ、あと少し。待ってみるか。

佐原2021年07月12日 18:37

ようやく一日晴れそうなので、出かける。ひさしぶりすぎて、うまく筋肉にエネルギーが行き渡る感じがしない。慣らしていかないと。


田んぼに隣接するハス畑では、そろそろ開花。

ハス畑の蛙

目の前を飛び跳ねる先を見ると蛙。

道の駅さわら

道の駅さわら。

カルガモ

道の駅の前の河岸には、カルガモか。

ハクチョウの親子

少しすると、道の駅のTwitterで案内されていたハクチョウの親子。

水門横のハクチョウ

近くの水門横には、おそらく別のハクチョウたち。

お弁当

お昼は、ふつう目のお弁当。

今日は、途中、カナヘビに、ヘビに、イタチに、トビに、いつものサギたちに、いろいろと出会う。生きものたちが活動的になる季節。あっという間に目の前を通り過ぎるので、写真には撮れないんだけど。

ポップコーン2021年07月15日 13:38

トーストが暑くなる夏用にコーンフレークを買うついでに、ポップコーン。

ポップコーン50g

26cmのフライパンに、ポップコーン50g。油とお塩を少々。

ポップコーン

ちょうど鍋いっぱいの分量。50gは少ないかと思ったがちょうどよい。できたての香ばしさは格別。おつまみ用の味付けの市販品とは違ってうす味で。

緋色の研究2021年07月16日 10:55

事件簿は、米国の著作権が切れていないので、緋色の研究。英文と訳文の読み較べ。

A Study in Scarlet

英文は、引き続き、Standard EBOOKSから。

緋色の研究

訳書は、光文社文庫から。2006年の訳。日暮さん。現代の日本語として、これまで読んできたものの中で一番自然なもの。本文は、Kindleの目盛りで90%くらいまで。注釈と解説がつづく。注釈は充実したもの。ちょっとしたホームズ辞典。

一応、長編に位置づけられるが、分量としては、最後の挨拶の7割ほど。うち、半分ほどが事件の背景にある過去の描写なので、ホームズの活躍としては、短篇2~3編分ほど。ホームズ自身も単純な事件と言っているし。

それでも、短篇と違ってホームズはきちんと説明してくれるし、二人のなれ初めや、若かりし頃の姿の描写など、短編集を読んだ後では、なおのこと、興味を惹く。

コンデジ更改2021年07月16日 17:36

電池ふたのヒンジが甘くなり、ちょっとした振動で電池が飛び出してくるように。替え時。
絵は、FujiFilmのがいいのだけど、今や高額機種のみ。旅先などで少々乱暴に扱う前提では、あまり高価なものには手を出せない。

カメラ更改

こだわっていた乾電池式は望むべくもないので、ズームを重視してCanon SX720HS。今なら、モバイルバッテリーでなんとかなる。スマホからの遠隔操作を考えると、Bluetooth対応の740がいいのだろうが、そこにこだわらなければ、撮影機能はほぼ同じで、だいぶお手頃。

月1倍

等倍でお月様。中央にしみのよう。

月40倍

40倍だとこのくらい。

セミ

少し先の木に止まったセミ。
携帯性はちょっと重くなった分減じるが、野鳥や猫の類は狙いやすくなった。

印旛沼、やちよ2021年07月21日 18:01

連休で混む前に、新調したカメラの調子を見るためにも出かける。

アオサギ

近所の田んぼ脇のアオサギ。距離感の難しい相手。20mほどで立ち去る。その手前だが、40倍あると、表情がわかる。

藻刈船

印旛沼では水門の前で藻刈船が活躍中。

サギ

藻でいっぱいの中に佇むサギ。

風車

佐倉ふるさと広場の風車。

ひまわり

ひまわり畑は、満開を過ぎたくらい。それなりに大勢の人出。

ユリ

新川沿いにはユリ。色はスカシユリっぽいが、斑点がない。

ヤギ

ひさしぶりに見かけたヤギさん。

アーティチョーク

道の駅やちよの花壇。花を終えたアーティチョークは抜かれていた。花の部分は、アザミらしく冠毛がある。

ほうじ茶アイス

ほうじ茶アイス。暑いときは、香ばしさがすっきり。

お弁当

お昼は軽く。スタンドのコーヒーをつけて。

花見川2021年07月29日 07:56


夏の雲

二ヶ月ぶりの花見川遊歩道。すっかり夏の雲。

お弁当

お昼にと買ったおにぎりは、うなぎ。土用。

木陰の遊歩道

遊歩道、花島公園の手前までは日差しが厳しいが、その先は森の中。

花見川

いつ見ても都会が間近とは思えない花見川。

フヨウ

あじさいが終わって、フヨウの花。

セミ

暑さで鳥も虫も姿を消していたが、夕方が近くなり姿を現したセミ。露出もピントも今ひとつで、カメラはまだ習熟が必要。