MSDN更新2015年05月13日 18:46

Visual Studioは無償版も充実してきたし、稼げる開発は当分先なので、MSDNの更新はもういいかなとも思ったのだが、実力がつくまでもう少し、ということで更新。商品名はMSDNがおまけみたいだが、本体のVisual Studioの無償化が進んでいるので、実態はMSDNのサービスが主体。


MSDN特典最初の5つ

MSDNのSubscriptionのページに掲載されている特典の最初の5個。テスト環境をたくさん整備する必要がある人には、最初のソフトウェアが重要。現在、Windows8.1環境を2つ動かしているので、約4万円分。

今回、2つめのVisual Studio Onlineを始めてセットアップ。クラウド上のVisual Studioが使えるサービスと勘違いしていたが、実態は、クラウド上のソース管理システム。そのうち、自前でセットアップしようと考えていたが、実はすぐに使える状態であった、とは盲点。セットアップはそれなりに大変なので、この特典の意義は大きいと今さら気づく。

3つめはAzureのインスタンスを利用できる権利。Web上のサービスと連携する仕掛けを開発するようなら、各種サーバを建てるのに重宝しそう。ただし、実サービスを動かす権利はないので、それなりに資本を用意して本格的に臨む段にならないとお世話にはならなそう。ゲームアプリでランキングを管理するなどしてみたいが、無償のゲームでサーバの運用費を自前でというのは、ちと厳しい。

4つめはオンラインのトレーニング。ざっとコースを見ると、英語だが、かなり充実している。コースあたり5時間ほどかかるものが多そうなので、それなりに気合いが要る。先着順らしい。

5つめは開発者アカウント。数千円の費用相当。一回きりなので、それほどでもない。以降はちょっとしたサポートなどの特典が続くが、主要なのはここまで。

さて、個人だとOpen Businessのライセンスになるので、更新料はProfessionalだと2年で12万円ほど(リセラーにより少し異なる)。月あたり約5000円。やはり、Azureを使いこなすようでないと元は取れないかも。

Visual Studio Online最初の画面

話は戻って、Visual Studio Onlineのログイン後の最初の画面。作成したプロジェクトと、そのプロジェクトに携わるチームを管理するリンクが並ぶ。ソース管理のほか、いろいろ記録も残せるし、クラウドのリソースの使用量も表示される。しばらく使ってみて様子を見たい。ローカルのVisual Studioはここから起動できる。

Team Explorer

起動したローカルのVisual Studioのチーム エクスプローラー。ソリューションは、ここから開いてコーディングを進める。