フレッツ 光ネクスト ギガでCiscoルータ2016年12月02日 18:45

NTT東に転居連絡をすると、「次は、今と同じにしますか、それとも速いのにしますか」と聞かれる。月額費用もあまり変わらないとのことで、「速いのでお願いします」と。

PR-500MI

工事日、担当の方が光ファイバーを担いで現れる。「今度のは、光ファイバーを部屋まで惹き込みます。FTTHです。銅線じゃありません」、と設置してくれたのが、この装置(PR-500MI)。ONUにしては大がかり。白い小箱がどうしてこうなった。「ONUとルータとスイッチとWifiが全部入りです」。なるほど、それで、B-FletsのONUを回収したのか。確かに、スマートフォンやタブレットはさくっとつながる。

しかし困った。これまで使ってきたのは、Ciscoのルータ(892)。どうつないだものか。説明書を見ると、ONU部とルータ部がRJ-45で接続されている。ここを外して、CiscoのWANポートをつなげば、でも、ひかり電話が使えなくなるか。FAXを止めたので、光でいいって言ったのが裏目に出たか。

悩んでいてもしかたがないので、セットアップを進め、CiscoのWANポートに差したLANケーブルをこの装置のスイッチポートに接続してみる。すると、おもむろにFLETS用のDialerが立ち上がり、PPPoEのネゴシエーションを始める。

何のことはない。この装置、ONUとルータ部がブリッジとしてのスイッチを介して接続されている様子。別のルータ、この場合、Ciscoルータをブリッジに接続すれば、ONUにつながる。排他的に接続されているわけではなさそう。改めて、設定していたAsahi-netの接続設定を削除すると、Ciscoに設定してあるAsahi-net用のDialerが立ち上がり、無事解決。ひかり電話も通話できる。

結局、豪勢な装置ではあるが、Wifiも止めて、ONUとひかり電話の役割のみ残す。せっかく、育ててきたACLを介さずに外とつなげるのは、セキュリティを考えると、少し気がかり。この装置にもセキュリティの設定はできるのだけど。

Catalyst 2970G2016年12月02日 20:24

転居では、IT機器が鬼門。直前まで元気に動いていたものが、どこかしら不調を来す。

Catalyst 2970G

今回は、CiscoのCatalyst 2970G。電源ケーブルを挿しても、一切反応しない。回復を願って、内部を清掃して見るも、焼けた箇所や腐食した箇所はなく、純粋に部品寿命のよう。

調べてみると、Catalyst 2970Gは、2006年秋に販売停止。中古で入手したのは、2010年頃。おそらく、10年以上は経過。寿命が来るのも順当な頃。電力消費量は多めのようだが、全ポートGigabitのスイッチとしては出物だった。

代替を調べてみると、Ciscoなら2960X。LAN Liteなら14万、LAN Baseなら18万円ほど。YAMAHAなら2300。24ポートなら15万、16ポートなら10万円ほど。以前ほど、Ciscoとの価格差は大きくない。下位の2200ならぐっとお安くなるが、port aggregationやspanning treeが非対応でもの足りない。パナソニックは、eGシリーズが機能も揃って手頃だが、入手性とコマンド体系など使い勝手はどうだろう。

ちょっと、出費が重なっているので、しばらくは、ルータに装備の100MのFEで我慢。省電力のNASのアクセスは、20MB/s程度なので、困るほどではない、はず。