時の地図 ― 2014年01月08日 17:28

H.G.ウェルズへの最高のオマージュとして賞賛された作品。購入したのは出てすぐだから、随分、寝かせていた。物語の語り手がずいぶんとしゃしゃり出てくるのが、ちょっと苦手。ウェルズへのオマージュといっても、最初のうちは見当が付かない。どこに連れて行かれるのか、不安のまま。最後、100ページほどになってから、一気に展開する。
読み終わってみれば、確かにおもしろい。とはいえ、アイデアだけなら、昨今のラノベあたりもずいぶん凝ったものがあるから、それほど驚かない。ウェルズやヴェルヌの作品に傾倒した人なら、より楽しめるはず。ウェルズ本人が読むことがあれば、きっと楽しんでくれるはず。
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