津田沼で献血2014年01月23日 17:54


津田沼献血ルーム
今回は、津田沼で献血。JRの駅から連絡橋でお隣のパルコへ。そのまま案内にしたがって隣のB館に進み、六階。千葉県の献血ルームは、船橋と松戸に次いで3カ所目。

リニューアル後の船橋と合わせ、この3カ所は、緑、茶、ベージュをベースとした落ち着いた色調でまとめられている。コーヒーショップと見紛うばかり。秋葉原のちょっと未来風の装いも悪くないが、落ち着きという点ではこちらに分がある。船橋もずいぶんときれいになった印象だが、津田沼はスペースに一段の余裕があるように思う。採血ベッドの並びに十分な余裕があり、隣が気にならない。

とはいえ、休憩時に目を通す雑誌やコミックの品揃えは、秋葉原に一歩譲る。秋葉原は新聞の他、情報誌の品揃えも良い。成分献血では、採血後、体調次第では長めに休憩した方がよいので、自前で文庫本など用意しておくとよいかも。

DELL Venue 8 Pro 引き続きWiDiで苦戦中2014年01月25日 02:03


ScreenBeam Wireless Display
NetGearのPTV3000で接続がうまくいかないので、RATOCから出ているActiontecのScreenBeam Proを入手。PTV3000よりは高価だが貯まっていたポイントで充当。AVアンプを経由しなくても、1920×1080で普通に繋がる。対応する画面のモードは、PTV3000より柔軟。いざ、接続。


接続に成功?
つながるか。


いや接続失敗
つながらない。数秒で切れてしまう。PTV3000と同様の事象。


Venue 8 Proを工場出荷時の設定に戻すなど、いろいろ試す中、Intelのドライバ(Intel Platform Driver Installer)を一つ前のバージョン(2013/12/02から2013/10/23の版)に戻すと、PTV3000では繋がることがわかった。購入直後の状態にようやく戻る。ただし、ScreenBeamは繋がらない。


ディスプレイの設定

おっと繋がったか
ただし、解像度は上がらない。ディスプレイのモードも拡張のみ、複製が設定できない。タブレットでは拡張は使い手が無い。そもそも、複製ができるようにIntelのドライバの版を上げたはず。


画面を縦にするとこの通り
Venue 8の縦画面に合わせて、画面を縦にすると、この通り。縦長の画面が表示されるのでは無く、左に90度回転する。

PTV3000のファームウェア2.4.26にはデバッグモードがあるので、Intelのドライバの新旧で動きを見てみると、こんな感じ。

1. HDCPの相互認証が成功する
2. wfd_rtspのモジュールが、再生開始(PLAY)のメッセージを送る
3. (旧)OKのメッセージが返ってきて、解像度の設定などのシーケンスに入る
3. (新)SET_PARAMETERのメッセージが返ってきて、audioとvideoのデコーダが止まり、無線が切れる
どうも、両者のハンドシェークに問題がありそう。

とはいえ、昨年末あたりに無事繋がっているとの記事もあるので、ファームやドライバの組み合わせなのかもしれない。とりあえず、DELLからのドライバの更新を待つ必要がありそう。

ルーンの杖秘録2014年01月26日 12:14


ルーンの杖秘録
ファンタジーをはじめに手に取ったのは、Ursula K.Le GuinのEarthseaの物語だったろうか。国内ではゲド戦記と訳されるが、違和感がある。戦記というと古くは平家物語、これまた少し古いが、田中芳樹のアルスラーン戦記、水野良のロードス島戦記、国や一族郎党が相争う構図というイメージだが、それとは違う。さて、Guinの次は、当然のようにJ.R.R.トールキンの指輪物語とホビットの冒険。軽く楽しいところでピアズ・アンソニイ、妖しく陰のあるところでタニス・リー、それから、デイビット・エディングス。

ここまできて、大御所で抜けていると気づいたのが、マイケル・ムアコック。ようやくシリーズの一つを読み終えた。奥付の日付をみると1989年。そんなに積ん読していた記憶は無いので、しばらく書店の棚で過ごしていたものか。原書は1960年代の出版、翻訳も1970年代なので、筋書きも文体もすこし古めかしい。いまなら、物語世界の描写が緻密になり、厚さも倍になっている。逆に言うと、展開に勢いがあり、読者に自由な想像の余地を残してくれるのは、新鮮。

本シリーズは、4冊。どれもそれほど厚くない。一冊あたり2,3日というところ。ラノベ(ライトノベル)なら2,3時間というところだが、そうはいかない。ラノベは文字数が少ないかと思い比べてみる。

・創元推理文庫 ルーンの杖秘録1 43文字×18行×260ページ、約20万文字
・電撃文庫 はたらく魔王さま1 42文字×17行×306ページ、約21万文字

あまり変わらない。ラノベの方が会話文が多く、地の文が少ないので、実文字数は少なくなるのかもしれないが、大差ないはず。物語の構成か、文体か、ページを繰らせる技術を尽くすのがラノベ足るゆえんかもしれない。まあ、本の求める自然なペースで楽しもう。

TOKAJI ASZU 3 PUTTONYOS 20072014年01月31日 14:25


TOKAJI ASYU 3 PUTTONYOS 2007
近所のイオンリカーにトカイが入荷。1760円。お客様感謝デーでさらに5%オフ。通販をちらっと見た感じでは、なかなかのお買い得。

寒い冬は、ウイスキーやブランデーを少しずつ嘗めながらというのも悪くないが、趣向をかえてアイスワインの類いもいい。探してみると、国産やチリ産で手頃なものがいくつかあり、試してみるとなかなかおいしい。最初は、普通のワインのつもりで飲んですこしもったいないことをした。そこに真打ち登場。ご近所で手に入るとは思っていなかった。味わいは、頭の中の極甘口のイメージそのまま。先にすこしばかり個性的なものを試していたので、あっけないくらい。

時間をかけて楽しめ、蒸留酒ほどの度数でもないので、お茶と茶菓子を控えて、口寂しいときにはうってつけかと。

虐殺器官2014年01月31日 21:25


虐殺器官
少し前に、言語学、生成文法についての本を読んでいた。言葉についての主人公の会話とその反応を味わうのに、すこしばかり役に立ったように思う。

題名を聞いたときには「機関」と思った。ところが、「器官」。最後になるほど。

並行して読んでいる森博嗣のスカイ・クロラシリーズ。描かれる軍人の思考に重なるものを感じる。いろいろなものを削ぎ落としたところで生きる境遇が導くものか。

終わりの方。民主主義。自分で決めたことに自分で責任を取る。それが故の愛国心。このくだりにはっとする。

数々の作戦の遂行、戦い、に彩られる筋書きはエピローグにて劇的に幕を閉じる。対し、これと綾なす言葉をめぐる物語に感銘を受ける向きには、エピローグはなしでもよいくらい。