バンダイナムコ ― 2015年06月22日 14:59
今日は、バンダイナムコの第10回株主総会。統合から早10年。
いつも通り、会場隣には展示スペース。こちら、歴代のガンプラ。最新のFebri (Vol29) に特集があり、タイムリー。
アイドルマスターのフィギュア達。こちらも10周年。
妖怪ウォッチの好調もあり、業績は好調、事業説明はあっさりと終了。質疑も、事業全般というよりは、個々の作品やイベントについてのものが多い。事業関連で気になったものを挙げる。
・全体の業績は好調でも欧米は苦戦。LAに欧米と南米を統括するオフィスがあるとのことだが、さすがに今期は黒字を目指す。ディズニーとの大型案件も控えている。
・配当性向は30%程度。事業の利益率は10%程度なので、必要な投資を鑑みると、この程度が妥当ということらしい。
・アミューズメント分野も苦戦中。こちらは、体制を組み替え、開発から販売まで一貫の体制にすることでテコ入れ。確かに、最近のアニメでは、劇中、主人公達の遊び場として登場することも少なくなっているような。
妖怪ウォッチ玩具の品不足については、改めて謝罪。途中、月産2000万個に引き上げたが、需要はその3倍もあったとのこと。結局、年末まで9ヶ月近くの騒動になった。
この点も含め、今回のキーワードは、「想定外」。海外の観光客の爆買いによる長い行列、アイドルマスターの10周年の通販サイトのアクセス過多によるダウン、ソーシャルゲームの緊急メンテ、等々、この言葉が何度も用いられた。波風の激しい業界とは言え、「想定外」にはもう少し強くなってもらいたい。
そうそう、新取締役に川城さん。質疑では一回だけ登場。バンダイビジュアルがSBUとして独り立ち。今後、この方面に注目。
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