KATANA01 - Windows 10 Mobile ― 2015年11月30日 18:39
FREETELのWindows10 Mobile端末、KATANA01を入手。ヨドバシが発売日に届けてくれた。ポイント還元を込みで、1万円ちょっと。これでLTE対応とは実にお手頃。
購入後すぐの画面。使用中のIIJmioのSIMを移す。音声なし。お手頃モデルなので、性能はそこそこ。Webを見たり、Google Mapを見たり、出掛けるときに持ち出して、ちょこちょこ使う分には問題ない。LTEの速度も、自宅で20M強は出ている。無線LANより速いくらい。
アプリの開発をしているので、ローエンドで動きを見たいということでこのモデル。本当は、Lumiaが欲しいところだが、日本MSには出すそぶりがない。開発者としては、リファレンス機が欲しいのだけど。
色は黒のみ。Windows PhoneといえばNOKIAのLumia。Lumiaといえばカラフル。という連想からは、カラフルな交換用のバックカバーが出てくるとうれしい。
ハードウェア的には、カメラのシャッターの物理ボタンがないのが少し残念。液晶保護シールは標準で添付されている。ゲームをするには反応が少し気になる。
いそいそとアプリをインストールしていたら、使い回しのSDカードの調子が悪い。フォーマットのために、アプリを内蔵のストレージに移すと、アイコンから絵が消える。
SDカードをフォーマットして、アプリを戻すと、アイコンの絵が戻ってきた。ちょっとした不具合はそこそこありそう。ほか、Windows Phone8.1を使っていて気になった点を挙げる。
・最初に言語で日本語を選ぶと、英語が選択されない。メールアドレスの入力など英語キーボードは便利なので、最初のうちに英語を追加した方が無難。
・OneDrive上のファイルをスタート画面に貼り付けられなくなった。
バスの時刻表や買い物リストのExcelを貼り付けて便利にしていたのに。
・URLをスタート画面に貼り付けても絵が出ない。
Edgeのアイコンのまま。
・LINEが未対応。
もともと最小機能版だったが、UWPにはなっていない様子。
・テザリングを行うインターネット共有は、モバイルホットスポット、という名称に。
・中華フォントは少し残っている。
MADOSUMAはがんばって解消したらしいけど。
・ストアからダウンロードできるソフトであっても機能に未対応のものがちらほら。
DLNAクライアントソフトとして、myMediaHubというソフトを使っているが、これをインストールしても、8.1ではOKのMP4やWMAが再生できない。ストアの自動チェックが通っても完全でない。ひととおり手を入れたソフトが出回るまでは互換性で少し戸惑いそう。
・FLACの再生は可能。
ローカルにコピーしたFLACファイルは、Grooveミュージックで再生できる。
・Edgeのお気に入りの同期には少々時間がかかる。
同期設定をすると、普段使いのPCと同期される。
・UWP用に移植した自作のWindows10用アプリも動作。
ひとつは描画に問題があり、要修正。エミュレータではデバッグしきれない。テストと動作確認用の実機はやはり必要。Windowsストアが自動変換してWindows10で動作するアプリであっても、UWP用に移植していないものは、Mobileのストアには登場しない。
・Windows10のモバイルコンパニオンの使い勝手はもう一息。
スクリーンショットを取ってもすぐに内容が反映されない。その場で反映させたいときは、USBケーブルを抜き差しする羽目に。
・起動する度にPIN番号の入力を必要にさせるためには、設定のサインインオプションで、PINを設定した上、サインインを求めるまでの時間の設定で「毎回」を選ぶ。時間の設定で「毎回」という日本語としてのちぐはぐさが残念。ロック画面の設定の箇所ではない。
・Bing検索が、Cortanaに変化。
・Bluetoothでキーボード接続が可能に。PC同様、漢字キーで日本語変換切替。
Visual Studioと連携してのデバッグはこれから。
以下、おすすめのアプリをいくつか。
・gMaps
標準のマップもそこそこ使えるようになったようだが、Google Mapが気に入っている向きにはこちら。同名でいくつもあるが、赤いくさび形が目印。
・Wunderman Polskaが開発するアプリ群
NOKIA公式のアプリを開発していたポーランドの開発グループ。ここのアプリは出来がいい。デザインは勉強になる。単位変換やボイスレコーダーをよく使う。
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