ESXiサーバーのNICが不調2013年12月20日 20:09

ここ一週間くらい、名前解決に失敗する事象がときどき発生する。DNSサーバを動かしている、ESXiのネットワークが不調の様子。サーバーのNICのランプや、スイッチのLinkのランプを見ても異常は無い。ところが、ふと、pingも通らなくなる。vSphere Clientの管理画面から、NICの付け直しなどしてみるが改善せず。

無いとは思いつつも、ESXiの脆弱性のせいかとちょっと気になる。vSphere ClientでESXiのBuildをみると、新しいパッチも随分出ている。これを機にと、最新のBuildに更新したが、しばらくすると事象は再発。

ESXiネットワーク正常
vSphere Clientの管理画面から見た、正常なときの様子。仮想スイッチに2つのNICが繋がっている。


管理ネットの再起動
繋がらなくなり、コンソールから、管理ネットワークの復旧を試みる。ESXiは、コンソールからは、全体の再起動と管理ネットワークの再起動くらいしかできない。ネットワークの不調には手こずる。


ESXi ネットワーク不調
pingが通るようになったあと、改めて管理画面を確認すると、vmnic0がダウンしている。右の赤い×印。


ESXi イベントのログ
イベントのログも確認してみる。確かにダウンのイベントが記録されている。警告?レベルなのが気になる。チーミングしているので扱いが軽いのか。

さて、あらためて状況を考えると、素直に、マザーボード上のNICが壊れかけている、というのが妥当なところ。2010年の初めの導入だから、4年弱。ほぼ24時間稼働してきたのだから、壊れてもおかしくない時期ではある。部品の中では、ネットワークまわりは壊れやすい部位でもある。

そうなると、更改ということになるが、気持ち的には、AtomのC2000シリーズを待ちたいところ。今は、XeonのL3406 30Wで運用しているので、同じくらいの性能で、より低消費電力をねらってみたい。E3-1220Lv3 13Wというのも捨てがたいが、この世代のCPUはデスクトップで使っているので避けたい。その点、2014年早々にも搭載製品が出そうなC2750は、コアの数もクロックも魅力的だ。
※IntelのCPUスペックを探すのはこちらが便利
http://ark.intel.com/

必然的に、当面は、NICを増設してしのぐことになる。ところが、ネットワークインタフェースカードの入手性が随分と落ちている。標準で2つ搭載するマザーも増えていることだしやむを得ないところか。秋葉原のショップでも取り扱いが寂しい。そうなると、Amazonの出番となるが、ついにNICもロングテール商品か。

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