はじめての言語学、言語のレシピ ― 2014年01月20日 09:39

Kindleの画面では、ちょっと寂しい。
言語学、言語にまつわる研究の全体をつかむのに良い。先に次に示す「言語のレシピ」を読んでいたのだが、いろいろな研究の中での位置づけを把握できる。今更だが、文字認識のシステムで頻出する形態素解析のなんたるか、など理解を正すことに。なお、大野晋の新書でよく語られる日本語の基礎語とタミル語の関連について、言語学からの反応についても少し触れている。

先に読んでいたのは、生成文法に関する本。数多くの言語に共通するものは無いのか、なぜ赤ちゃんは言葉を習得することができるのか、一つの有力な考え方を示してくれる。ここに示される考え方は、もしかすると脳科学の分野から支持される研究が現れるのではと、少し期待してしまう。
2冊を通じて、言葉には優劣の無いこと、外国語を習得するのは容易ではないが見込みがないわけではないこと、改めて確認する。
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