都営まるごと切符で青梅へ ― 2013年10月21日 09:29
今の時期、郊外で秋を感じるのがいい。都バスで一番の郊外路線、青梅を攻めてみたい。都バスを利用できる一日乗車券には、500円のものと700円のものがある。今回使用するのは、700円の都営まるごときっぷ。都営地下鉄、都電にも乗れる。重要なのは、多摩地区の都バスに乗車できること。
http://www.kotsu.metro.tokyo.jp/bus/fare/otoku_marugoto.html
http://www.kotsu.metro.tokyo.jp/bus/fare/otoku_marugoto.html
![都営まるごと切符 都営まるごと切符](http://c5d5e5.asablo.jp/blog/img/2013/10/21/2d12ef.jpg)
![都営まるごと切符 都営まるごと切符](http://c5d5e5.asablo.jp/blog/img/2013/10/21/2d12f0.jpg)
乗車日は、自分で日付を削って指定する。有効期限を見ると、半年あるので、都合と天気を見て日程を選ぶことが出来る。
![秋26 秋26](http://c5d5e5.asablo.jp/blog/img/2013/10/21/2d12e7.jpg)
起点は、葛西駅。ほとんど東京都の東端。秋26で秋葉原を目指す。葛西橋通りから、清洲橋通りに移り、人形町から、秋葉原を目指す。朝6時半過ぎ、予想より長距離の通勤通学客が多い。
![岩本町一丁目 岩本町一丁目](http://c5d5e5.asablo.jp/blog/img/2013/10/21/2d12e1.jpg)
山手線内の横断には、都営新宿線を使う。岩本町で乗り換えるため、最寄りの岩本町一丁目で降りる。バス停と地下鉄の駅は、必ずしも近接していない。新宿線は、新宿3丁目で降り、西武新宿に向かう。
![西武柳沢 西武柳沢](http://c5d5e5.asablo.jp/blog/img/2013/10/21/2d12eb.jpg)
西武新宿線で西武柳沢に。都バスは23区が中心だが、青梅行きのバスがここから出ている。
![梅70 梅70](http://c5d5e5.asablo.jp/blog/img/2013/10/21/2d12f4.jpg)
西武柳沢と青梅車庫を結ぶ、梅70。柳沢から青梅駅まで約2時間の長丁場。青梅街道を西へ西へと進む。おそらく、都バスの最長路線。秋26とは異なり、客層は、年配の方が多い。
![青梅駅 青梅駅](http://c5d5e5.asablo.jp/blog/img/2013/10/21/2d130a.jpg)
青梅駅に到着。車に弱いのを忘れていた。駅に隣接するモスバーガーで、しばし休憩。次は梅74で青梅郊外をぐるっと一周する予定。頭のグルグルが収まらず、予定のバスをスキップして、次の便に乗車。予定の便は時計回りに一周するが、次の便は反時計回りに半周。乗る直前に気がつくが、仕方がない。行けば何とかなる。
![岩井堂 岩井堂](http://c5d5e5.asablo.jp/blog/img/2013/10/21/2d12e0.jpg)
終着の岩井堂。バスの折り返し所があるのみ。
![梅74時刻表 梅74時刻表](http://c5d5e5.asablo.jp/blog/img/2013/10/21/2d12f5.jpg)
次のバスが来るまで2時間弱。来た道を戻るバスはもう少し早いが面白くない。この秋のアニメの新番「のんのんびより」で、次のバスが2時間後で田舎だ、という一節があったが、東京でもここまで来れば変わらない。
![青梅支所バス路線図 青梅支所バス路線図](http://c5d5e5.asablo.jp/blog/img/2013/10/21/2d12ed.jpg)
今回攻めているのは、右下のループになったところ。次のバスが来るまで、バス路線を散策と洒落込む。
![成木川 成木川](http://c5d5e5.asablo.jp/blog/img/2013/10/21/2d12ea.jpg)
このあたりまで来ると、川もきれい。水音を聞きながらの散策は気持ちよい。郊外とはいっても、さすが東京都。この先、青梅駅前まで、ほとんど歩道が整備されている。地元県ではこうはいかない。車道脇を大型車を気にしながら歩くのは、気が休まらない。
![埼玉県飯能市 埼玉県飯能市](http://c5d5e5.asablo.jp/blog/img/2013/10/21/2d12e5.jpg)
しばらく進むと県境。この路線は、都バスなのに、一部、埼玉県を走る。
![県境のコンビニ 県境のコンビニ](http://c5d5e5.asablo.jp/blog/img/2013/10/21/2d12e4.jpg)
東京都に戻る手前にコンビニ。一周のうち、見かけたのは、この一件。
![東京都青梅市 東京都青梅市](http://c5d5e5.asablo.jp/blog/img/2013/10/21/2d12f3.jpg)
東京都に復帰。
![柿の木 柿の木](http://c5d5e5.asablo.jp/blog/img/2013/10/21/2d12df.jpg)
道すがら、よく見かけるのは、柿の木。岩波書店の読書誌「図書」に坪内稔典氏の柿の連載があったが、それ以来、柿の木が気になる。夏の青い実もいいが、やはり実りの時期の鮮やかな橙色がいい。
http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/02/9/0258550.html
http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/02/9/0258550.html
![はぜかけ はぜかけ](http://c5d5e5.asablo.jp/blog/img/2013/10/21/2d12dc.jpg)
田には、はぜかけの稲。東京でもこんな景色が見られる。
![ひこばえ ひこばえ](http://c5d5e5.asablo.jp/blog/img/2013/10/21/2d12dd.jpg)
そのまわりは、稲のひこばえの緑。
![新吹上トンネル 新吹上トンネル](http://c5d5e5.asablo.jp/blog/img/2013/10/21/2d12e8.jpg)
バスの時刻表を見ると、「トンネルまわり」というのがあったが、そのトンネルに到着。約600m。
![新吹上トンネル内 新吹上トンネル内](http://c5d5e5.asablo.jp/blog/img/2013/10/21/2d12e9.jpg)
トンネル内は、大型車の通行が多く、砂まみれ。
![28号か53号か 28号か53号か](http://c5d5e5.asablo.jp/blog/img/2013/10/21/2d12db.jpg)
トンネルの先を進むと、都道28号と53号の分岐。バスは、28号を東青梅に向かう。青梅駅には、53号の方が近そう。すでにバスに追いつかれる心配もなくなっている。53号に向かう。ところが、青梅市街の手前で急な上り坂があり、やや閉口。バスが28号を進むのは、そちらの方が道がよいからか。
![野方駅北口 野方駅北口](http://c5d5e5.asablo.jp/blog/img/2013/10/21/2d12f6.jpg)
青梅駅で休憩の後、往路と同じく梅70で西武柳沢に戻る。そこから、西武新宿線で、今度は野方で下車。王78に乗り継いで王子駅を目指す。王78も長距離路線。新宿駅西口から高円寺を経て、環七を約四分の一周する。
![都電王子駅 都電王子駅](http://c5d5e5.asablo.jp/blog/img/2013/10/21/2d12f1.jpg)
王子駅に到着。久しぶりに都電に乗る。
![都電三ノ輪橋駅 都電三ノ輪橋駅](http://c5d5e5.asablo.jp/blog/img/2013/10/21/2d12f2.jpg)
三ノ輪橋に到着。
![大関横町 大関横町](http://c5d5e5.asablo.jp/blog/img/2013/10/21/2d12ee.jpg)
三ノ輪橋の最寄りのバス停は、大関横町。駅の最寄りのバス停が同じ名称とは限らないのが、難しい。路線図をじっと見て乗り継ぎを考える。ここから、里22で亀戸に。亀戸からは、亀26で江戸川区に戻る。
今回は、長距離路線を中心に乗りつぶす。次、一日乗車券を活用するなら、こまめに途中下車しながらの旅か。
今回は、長距離路線を中心に乗りつぶす。次、一日乗車券を活用するなら、こまめに途中下車しながらの旅か。
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