スノーデン以後のプライバシー意識2015年10月21日 11:51

Communications of the ACMの2015年5月号から。

スノーデン以後のプライバシー意識

スノーデン以後の米国民のプライバシー意識についての調査報告。本稿によると2013年の暴露以後、プライバシーを守るという行動は高まりを見せたものの、すぐに元に戻り、現在ではむしろ低下しているという。

懸念はあるのかもしれないが、便利なものは使ってしまう、ということか。感覚としては、身内や近所で話をしているのと変わらないのかもしれないが、今の技術では見知らぬ人や機関がそれを記録して、利用することができるようになっている。本人が気にしないならよいのでは、という意見もあろうが、自由と独立を口にするなら意識的でありたい。

別稿になるが、知的財産権(Intellectual Property)についての記事で、Bill Gatesが言ったという格言が面白い。

Intellectual Property has the shelf life of a banana.
知的財産権の賞味期限は、バナナなみ(に短い)。

これを伸ばそうという動きについて議論するのだが、バナナの対極におかれたのが、Twinkiesというお菓子。少し前に、製造を止めるといって大きなニュースになっていた。

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