久能山東照宮 ― 2016年09月10日 13:35

清水駅。

駅には、ちびまる子ちゃんとエスパルスのキャラクターが出迎え。和歌山電鐵のノリ。

久能山下に向かうバスは、2番乗り場から。ピンクのラインを進む。2時間に1本ほど。市民病院でほとんどの乗客が下車し、そこからは貸し切り状態。

終点の久能山下。バスのアナウンスでは、「くのうやました」。いちご園のビニールハウスの一角のバス停。

目の前は太平洋。好天に輝く海。

振り返ると山壁に階段。

大きな通りに出ると久能山への案内板。したがって進むと登り口。

最初の方の階段。1159段というがゆるやか。高さは200mほどと、安土城と変わらないが、あちらはずいぶんと急で登りが堪えた。

長い階段だが、途中幾度も見晴らしが開け、ほっとする。

一の門に到着。

もう少しで、社務所。ロープウェイの乗り場もある。

社務所を抜けると、目に入る楼閣。

楼閣を抜けると五重塔の跡。

拝殿は修復中。正面は通り抜けできない。

右手から回って登って本殿へ。なぜか、プラモデルの展示。発祥の地とはいうが。

本殿正面にて参拝。

左手から回ると神廟への道。

一段小高い場所に佇む神廟。日光と同じ造り。
正面に東照宮の遺訓。この域に達するには、この時代はもう少し時間がかかりそう。

帰り道。社務所前に置かれた双葉葵。この葉を3枚、先を合わせて配置すれば、葵のご紋。

出口の先に東照宮博物館。展示室は1階と2階の2室。展示は、比較的少数。家康の身近の道具類が目を惹く。
久能山、日本平、草薙、駿府城 ― 2016年09月10日 14:22
東照宮からの帰り、バスの便がない。清水か静岡まで、歩けない距離ではないが、街中を行くには好天過ぎる。どうしようかと考えていると、日本平からなら草薙駅までの遊歩道があると知り、ロープウェイに向かう。

ロープウェイ久能山駅。10分おきほどの便がある。珍しくガイドが乗る。

ロープウェイ車内から、御前崎方面の眺め。窓が開いていて、風を感じながら登る。ガイドによると、開設60年。久能山から日本平への遊歩道もあったが、大雨で崩れ閉鎖。このあたりの経緯は、ちびまる子ちゃんに描かれている、と。

日本平に到着。よく見ると、ロープウェイの天井に葵のご紋。

建物を出て、駐車場を越えて電波塔に向かう。東海自然歩道バイパスコースの案内板。草薙駅への道程を確認。

まずは、展望台への階段から。

展望台から、清水港方面の眺め。青空と海、夏らしい雲。

富士山は、雲海に少し頭を出す。

展望台を降り、下の駐車場を越えると、日本平ハイキングコースの案内板。左の道を進む。

下りきると、草薙駅まで75分の標識。

この先は、しばらく舗装道のあと、林の道に入っていく。登山靴がいるほどではないが、前日の雨のため、滑りやすいので慎重に進む。

山道を抜けると茶畑が広がる。

茶畑と果樹園を抜け、しばらくで草薙神社。こちら裏手。

参拝。

正面の鳥居。日本武尊を奉る。

市街を進み、大鳥居を越えると、静鉄の草薙駅。

時間もあるので、静鉄電車にも乗っていく。ちょうど来たのは、午後の紅茶のラッピング。どの電車も全面広告のラッピング。JRと並行して進むが、駅間が短いので、東海道線に対する山手線の位置づけ。

車両工場のある長沼駅には、多数の車両が停車中。
長沼駅を過ぎたところでバンダイの工場。プラモデルの聖地。

静岡駅から駿府城まではすぐ。二之丸橋を渡って園内へ。石垣が見事。

天守台跡は工事中。復元でもするのかしら。

本丸跡には家康像。

東御門。すっかり公園になった駿府城址で、かつて城だったことを偲ばせる一角。

帰りはJRの静岡駅から。これで家康公ゆかりの地を巡るのも一段落。
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