三石山、元清澄山、清澄山 ― 2014年12月18日 20:06
青春18切符の今冬2回目は、久留里線の上総亀山。その後、山を巡って、外房線の安房天津に抜ける予定。山と渓谷社の新・分県登山ガイド11「千葉県の山」の8番と9番の合わせ技。
上総亀山は2回目。ほとんどが通学客、久留里駅近くの高校生で、上総亀山で下車したのは、私ともうひとりいたかどうか。久留里から先が廃止されることのないように願う。
線路止めから乗ってきたE130系を見る。さて、今日はここからが本番。
国道に出てしばらく進むと、三石山への標識。
ガイドにもあるが、トンネルの先は通行止め。
道ばたを見ると、水滴がつららになっている。ここ数日の寒さが目に見える。
三石山の手前に駐車場が拡がり、その脇に展望台。
富士山も見渡せる。
三石山観音寺。この先が山頂。
本堂の裏手の大岩。このあたりが山頂のはず。後でガイドを見ると、本堂の裏手に抜ける道があったらしい。
お寺の参道の手前に戻る。この先の下り道の脇に山道の入り口。落ち葉で隠れて気づきにくい。
この道は、少し荒れ気味。ここは、道の上側が崩落してふさいでしまっている。大木の倒れた箇所も多く、気をつけながら進む。
道の途中には、このような標識。これを頼りに進む。似たような景色が何度も現れ、同じところを回っている錯覚を覚える。
元清澄山への合流点に近づくと、アップダウンが厳しい。細い尾根の上り下りがつづく。
関東ふれあいの道との合流点に到達。関東ふれあいの道はさすがによく整備されている。三石山からの道は、写真の左上の標識の先から降りてくる。まず、元清澄山に向かう。
しばらく行くと、明るい広場に出る。風も穏やか。少し休憩。
急なアップダウンを越えると、元清澄山の頂上。こちらは柵と鎖があって頼もしい。かつて清澄寺はここにあったのこと。今日は風が強く寒い。身体が冷えるので休憩もほどほどで下山。
先ほどの合流点から先は、ほぼ平坦な道。木々の緑と所々の黄葉をめでながら進む。絶好の散策道。
元清澄入口の標識。山道はここで終わり。林道に接続する。
林道は、東京大学の演習林に向かうもの。
道ばたに関東ふれあいの道の石の標識。
景色が開けると、南房総の山並み。この時期でも黄葉しない。でも、緑にところどころ、紅と黄が混ざるのもいい。
林道の終わり付近に展望台。遠く、南総の海が見渡せる。
林道の終わり。この道は、先週の鋸山と比べてぐっと人通りが少ない。結局、三石山の参道からは、3名ほど。最後は、県道81号(清澄養老ライン)と立体交差。県道はこの先、通行止め。清澄寺は、この先、少し登り。
清澄寺。日蓮聖人が修行された地とのこと。千葉県にはなにかと聖人とゆかりのお寺が多い。
国土地理院の地図にも載っている清澄の大杉。
本堂。ちょうど、大掃除中。となりの祖師堂で参拝。
裏手から上り詰めたところが、清澄山(妙見山)の頂上のはず。奥の院の妙見堂が建つ。三角点が見当たらない。木が多く、見晴らしは得られない。頂上ならば、千葉県の2番目の最高点377m。1番の愛宕山は、自衛隊の敷地内で敷居が高い。
P.S.
鹿野山の方が少し高い?
いったん降りて、駐車場からは、南総の海への眺望が開ける。
バスは2時間後。安房天津駅まで5.5km。歩いた方が早い。
途中、建設中のループ橋。ずいぶん長いこと完成しないので有名らしい。このあたりから、両膝が痛みはじめる。先週の鋸山に比べれば、アップダウンはきつくなかったはずだが、少し長丁場に過ぎたか。
安房天津駅に到着。今日は無人。設備はあるので、時間によっては有人なのかも。
特急わかしおが上り、下りと通過していく。写真は下りの11号。
駅舎の隣の民家から白猫が続々と登場し、空き地でじゃれ合う。どうも、旅先での猫には事欠かない。
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